幼児期にアスペルガー症候群と診断されていたチョロちゃんは、視覚支援が必要だった時期もありましたが、比較的言葉での指示で行動できたので、必要のない時には視覚支援をしないで育ててきました。
幼児期は療育専門の園に通っていたこともあって、同じクラスには色々なタイプの自閉っ子がいて、お母さんの中には
自閉症=視覚支援
という固定概念が抜けきれていない人もいて、
お話ができる子でも視覚支援をしなくちゃ!
とダメ出しされることも時々ありました
わたしはかなり大雑把でいい加減なところがあるので、
チョロちゃんに通じているからいい
と思って育ててきました。
どんな子育てにも紆余曲折があって、色んな事の転換期の様な時期があります。
例えばマニュアルに
~~すると良い。
と書かれていても、
目の前のこの子にとってそれがベストか?
と考えると必ずしもそうとは限りません。
人の好みはそれぞれですし、
合う合わないは必ずある。
でしょうし、
同じ人でも日によって体調の変化で違ったり、
成長して嗜好が変わることだってある。
でしょう。
そうやって、小さい時から(マニュアルに合わせた育児ではなくて)
その時の我が子にとって一番いい方法。
年齢に応じて子ども自身に選ばせる方法。
を続けてきました。
高校に関しても、小さい時から
どんな教科が好きか?
どんなことに興味があるか?
…と子どもの様子や好みを確認(?)してきました。
小学校の時から高校に行く。という目標を持って、
その為には勉強をしなくちゃいけない。
(義務教育じゃないから)
試験に合格しないと高校には行けない。
等々、その時々で自覚できる様に育ててきました。
必要に応じてメモ書きで伝える事はありますが、そんな訳で随分前からチョロちゃんには視覚支援は使っていません。
アッこれも治ったということの一つになるのかな?(笑)
親が余り神経質になったり、細かい事を気にしない方が
子どもが治る。
事に繋がる様に思うのは、Twitterで出会ったお母さん達がみんな元気で明るくて、何より我が子が大好きだという事。
但し、愛着障害はないから、ちゃんとそれなりの距離感を持って年相応、その子の成長に合わせて真正面で向き合って全身で育てているという感じ。
今日は視覚支援を引き合いに出したけれど、要するに
目の前の我が子には何が必要か?
を飛び越えて、
自閉症だから。
とか、
ADHDだから、
と一部分だけ何とかしようという考え方では、いつまで経っても子どもは治りません。
あんまり頭でっかちになって、何かに当てはめて何とかしようとか考えないで、子どもと一緒に遊んだり、ご飯を作ったりする方がよっぽど親子関係がうまくいくし子どもの治るに貢献します。
ちなみに今日は鶏肉と長ネギをマヨネーズとポン酢で蒸し焼きした「ネギマヨぽん」を上手に作ったチョロちゃんです(笑)
写真は撮っていませんが美味しくできました
料理もそこそこ上手な15歳です。
自炊も自立に欠かせないスキルの一つですものね!
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
今日も一日お疲れ様でした
明日も一緒に楽しみながら頑張りましょう
おやすみなさい