自殺の原因は部活の顧問 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

中学3年生の女子生徒が自宅で自殺する。という痛ましい事件がありました。

 

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チョロちゃんと同じ年(泣)

 

まだまだこれから色んな楽しい事もあった筈の若い人が、横暴で身勝手な1人の大人の言動のせいで命を落とした事件。

 

周りの大人(学校関係者)がもっと早く行動してくれたら、この生徒は死を選ばずに済んだのではないか?

と思ったのはわたしだけではないでしょう。

 

3月には匿名の相談があったそうですから、その時点で早急に調査・対処していたら、こんな結果にならずに済んだのではないでしょうか?

 

いじめの問題もそうですが、学校側が動くのに時間がかかり過ぎます。

 

この部活の顧問の暴言の被害に遭った生徒が他にいなかったか?

 

学校が真剣に取り組む気持ちがあったなら、生徒達を呼んで個別に確認するのにそんなに時間を要しないでしょう。

 

「殴るぞ」「殺すぞ」等という言葉を成人男性が(子どもに向けて)発した時、それも部活の顧問という立場であれば尚更、力関係も考えるとその発言がどんなに怖かっただろうと想像に難くありません。

 

更には肩を小突いたり、道具を床の投げつけたりもしたそうですから、その様な言動は叱咤激励とは到底言えず、場合によっては(警察に)被害届けすら出せるレベルだったのではないでしょうか?

 

最初の報道では(部活顧問の話が公表されていなかったので)

自殺の原因がいじめではないか?

という憶測もあった様ですが、その点に関して学校側が否定していました。

 

そして明らかになった原因がこれです。

とても酷い話です。

 

大人は子ども達の健全育成に励みこそすれ、こんな言動で相手を威圧したり力でねじ伏せて自分の意のままに動かそう等とすべきではありません。

 

こんな大人のせいで、未来ある若い人が自ら命を絶ちました。

 

同じ年の子どもを持つ親として、悔しいし憤りを感じています。

 

人が亡くならないと迅速な対応をしない。

こういう後手後手の事件がこれまでにどれだけたくさんあったでしょう?

 

 

10年以上前、子どもがいじめの被害に遭った時もそうでしたし、学校で下着が盗まれた時もそうでした。

 

有耶無耶になり兼ねない状況だったので、わたしは自分で何とかして子どもを守らなければ。と思いました。

 

 

全国にはたくさんの学校があり教職員がいるのですから、そうじゃない学校や先生もおられるのでしょうが、そんなに多くはないでしょう。

 

だから、似た様な事件や問題があちこちで起こるのです。

亡くなった後になって必死に原因を究明するのではなく、相談を受けた時点で迅速な調査、報告、適切な処分・対応が成されれば失われずに済んだだろう命。

 

教育の現場にいる全ての大人達に、こういう痛ましい事件を他人事に考えず常に問題意識を持って欲しいし、大きな意味合いに於いて命を預かっているのだという認識を新たにして欲しいです。