放っておいてもその順番通りに育っていく定型発達の子どもと違って、発達のあちこちにヌケややり残しを抱えたまま生まれ、育ちの順番もまちまちに育っていく凸凹発達の子ども達。
とかく幼児期迄はその発達の仕方がどの子も同じ様に見える顕著な時期なので、他の子ども達と我が子の違いがハッキリわかる事も少なくなくて、それが悩みの種になっていました。
道行く親子連れを見ては、
あの子はあんなに小さいのにちゃんとお母さんと手を繋いで歩いている。
とか、
お店の中で突然いなくなったりしない。
とか、
公園の砂場で遊べない…等々
一々に気になって気になって仕方がありませんでした。
過ぎてしまえば…というか数年経てば凸凹発達の我が子もちゃ~~~んとその子なりに発達するってわかるのですが、その時はそういう見方ができなくてとかく目の前にいる何かと大変な我が子のできない事ばかりが目に付いていました。
それで、落ち込むことしきり
浅見淳子さんの ブログ を読むと、
そうそう!凸凹発達のチョロちゃんもしっかり発達している
って、言えるのですが、とかく目の前の大変さばかりが気になる幼児期の育児では、視線の切り替えが難しくてマイナスなところばかりに目がいってしまいます。
今だったらチョロちゃんは睡眠障害も感覚過敏も勝手に自己治療していったから、
これからだって苦手な事も自分で乗り越えて行くだろう!
と、チョロちゃんの側で応援する立場に徹しようと思える様になりましたが…(笑)
親が子どもの前を歩いてしまうとついつい目の前の小さな石ころ(障害物)が目について、いらぬお世話で取り除いてしまいそうになるから、そういう親にならない様に気をつけたいです。
前を歩くのをやめて、子どもに子どもの道を歩ませて、何か問題や選択肢があったら自分で考えて、悩んで決める。
という習慣を、早い時期からさせていると子ども自身が考えたり選んだりする事で失敗する事もあるだろうけど、自分で決めた事であればストンと腑に落ちて、納得し易くなります。
大きくなるに従ってそれすらも貴重な体験として決して無駄にはならない筈なので、子どもの育つ力と乗り越えられる逞しさを信じて応援しようと思っています(笑)
子どもによって課題も目標も違いますが、それでもわたし達母親が明るく元気に子育てができる事が何よりだと思うのです。
子どもは子どもで成長していくから、わたし達なりに成長して笑顔で過ごせたらいいですね!
今日も、そしてこれからも一緒に凸凹育児を楽しみましょう♪