「減薬記」〜 藤家寛子さんの本を読んで思った事 ② | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
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薬の事について書くと、敏感に反応されがちです。

 

何でもそうですが、全て自分の責任に於いて決めるべき事だと思っています。

 

それは子どもに飲ませる薬に関しても同じで、その薬はどういうものか?

副作用なども考慮し理解した上で服薬させる事は重要だと思います。

 

やめる時に大変だという事は、脳に与える影響が他の薬よりも大きいという事だと思います。

 

確固とした信念を持って決定したのであれば、他人がどう評価しようと気にする必要はないでしょう。

飲むのも飲まないのも自分で判断すべき事だからです。

ブログでわたしが自分の子どもにはこういう薬は飲ませません。

と書いたからといって飲ませている人に対して良いとか悪いという立場ではありませんし、逆に言えばそれを選ばない自由もあるのです。

 

 

だから、以前の主治医が余りにも安易に子どもに多動を抑える薬を処方できる。と言った事でわたしはそのドクターに不信感を抱いたし主治医を変えて良かった。とも思っています。

だけど、直ぐに薬を処方してくれる先生がありがたいと思うなら、それも自由なのです。

 

 

更に言えば、昔よく行っていた発達障害関係の勉強会・研修会・講習会等で、学校の先生だという立場の人が、

「自分が受け持つ生徒に薬を飲ませたいのだけれど、保護者にどう言ったら良いでしょうか?」

という様な質問を臆面もなくしている場面を何度か見聞きしましたが、ああいう人が無責任に子どもに飲ませたがっている薬がどれ程恐ろしいものなのか?知らないから安易に口にするのだろうし、(我が子じゃないから)そういう薬を飲ませたいなんて何の躊躇もなく言えるのだな…と思いました。

 

こういう薬の話こそ現場の教師や保護者が知っておくべき情報なのではないのでしょうか?

 

子どもがずっと小さい頃、あちこちの勉強会や研修会に参加していたので、薬の名前や作用について、少しは(知識として)知っているつもりでいましたが、ここまで具体的には知りませんでした。

 

今年の2月に発達障害と薬についてシリーズで ブログ  を書きました。

 

この時、メッセージやコメントで薬の怖さについて教えてくれた方々がいましたが、知れば知るほどこういった薬の影響の強さに知らないという事は親として無責任で怖い事だと改めて思いました。

 

ある方の息子さんがこういった薬を大量に処方され、それが50錠というあり得ない量だったそうで、

結果的には3年位前に命を落としてしまわれました。

 

藤家さんが減薬したきっかけは自分からドクターに相談して、元気になった自分には必要ないと思われる薬を徐々に減らしていったのですが、一度にやめると大変な事になる。という話も知識としてはあったので、そういう事も含めて使用前に慎重に考慮すべき薬なのでしょう。

 

こういう具体的な体験記はとてもわかり易いし、自分の子には直接関係ないとしても知っておく事は大切だと思いました。

凸凹発達する子に関わる人には是非読んで欲しい一冊です。

 

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