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時々耳にすることの一つに、
特別支援学級に在籍していると普通高校受験ができない。
或いは
普通高校の受験に不利になる
という話。
余りに実しやかに囁かれ(呟かれ)ているので、子どもの状況を後回しにして慌てて普通学級に戻した(戻された)方もいるようです。
学校のクラス分けや先生の度量や学校側の協力体制に関しては、それぞれに定義があったとしても実際には校長先生の裁量次第。
どんな人が担任になるのか?
その先生がどこまで関わってくれるのか?
全部、学校次第なのです。
チョロちゃんは(小学校に)就学する前から普通高校に受験という進路が決められていたので、これまでずっとその事も含めて学校側にお願いしてきました。
そしていよいよ来年度は義務教育最後の一年。
ずっと先だと思っていた高校受験も現実味を帯びてきました。
これまで何度も教育委員会に確認しましたが、特別支援学級在籍生徒であっても普通高校受験はできます。
「合理的配慮」は障害を理由として受験・入学の拒否をしない様に求めています。
受験に関して言えば、別室・時間の延長・機器の使用等とも書かれていました。
これまでもずっと(普通)高校を受験する為に必要な学力と評価をしてもらう為、小・中学校を通して交流学級での授業に参加しテストを受けて学年全体での成績表もお願いしています。
「中学三年生になって急に普通高校を受験したいと言われても困ります」
というのは学校側から聞いた話です。
それまで当該学年の授業と定期テストを受けていなければ評価の機会がないでしょうから、高校受験が難しい。と言われても仕方のない事でしょう。
発達障害者支援法が改訂になった直ぐ後に小学生になったチョロちゃん。
これからチョロちゃんの様にかつて「神経発達症(発達障害)」と診断され幼児期に療育を受け、そのまま特別支援教育に移行し特別支援学級に在籍した子ども達が義務教育を終えて高校に進学する時期になってきます。
チョロちゃんが就学する前から学校の先生の気づきや本人の訴えで就学してから診断されたり、途中で特別支援学級在籍を希望する子どももいました。
チョロちゃんの様に幼児期から特別支援教育の枠の中にいる子で高校を受験する子が何人いるのか?知りませんが、これからどんどん増えていく事でしょう。
もしかしたら大学の方が学生支援センターとか、相談窓口があったりして融通が利いているのではないかな?…と感じるのはわたしだけではないでしょう。
小さい頃に色んな大変さがあって、とっても育て難い子であったとしても、神経発達症の子はそのヌケが埋まりさえすればどんどん成長して困ったアレコレが治っていきます!
そういう事を知らないお母さん達の方が断然多いのは、専門だと思われる(医療を含む)業界は相変わらず「治りません!」しか言わないから。
というか治す手立ても、治した(治った)人も知らないから言えない?
そして栗本先生みたいな手立てや方法を知っていても(国家資格を持たないという意味合いにおいて)専門家ではない(とある人達が言う)方々と繋がった親が、我が子をどんどん治していく事で「治る」が神経発達症の子育てのスタンダードになったらいいな
「治りません」しか言わないドクターと、それを支持する大きな親の会のとっくに凸凹育児を終えて現役を退いている新しい情報を持たない人達の「治らない」エビデンスしかない情報と、
「医者なら治せなきゃ」と仰る神田橋條治先生の様なドクターと、身体アプローチで治す方法を知っている栗本啓司先生、そして治って社会の中で頑張っている藤家寛子さんや南雲明彦さんの様な働く大人。
(しかも凸凹発達の子ども達の成長を応援してくれている)
このどちらを支持するのか?というのはその人次第。
我が子は今のままの不自由さに満足しているのか?
ありのまま、このままで一生福祉(支援)に繋がったままを甘んじて受け入れるのか?
それとも…??
大切で重要なのは、
その人(子)はどうなりたいのか?
親であれば我が子にどうなって欲しいのか?
というのは主体的に自分(達)で決める事であって、それを選べる時代になったのです。
チョロちゃんは普通の高校を受験します。
そういう子がどんどん続きますように…