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一般的に(病気やケガが)治った。という表現を使う時はその症状が治まった時を言うでしょうか?
「痛み」とか「発熱」とか「傷」が消えて無くなったら「治った」と言うでしょうか?
多分、そう言うでしょう。
わたしがチョロちゃんに対して「治った」と言う言葉を使う時、文字通りそういう状態になったので使っています。
病気やケガと違うのは「神経発達症」は感染やきっかけがあって後天的にそうなるのではなくて、生まれた時からそうだという事。
予防接種が原因だとか他にも説がある様です。
他の人の事は知りません。
だけど、少なくともチョロちゃんに限っては(というかわたしが知っている周りの子達は生まれつき)先天的に神経の伝達経路にヌケがある事による凸凹発達の子ども(達)です。
チョロちゃんは新生児期の予防接種を受ける前から睡眠障害も感覚過敏もありましたから。
大まかに言うと神経の伝達経路って脊髄を通って身体全体に張り巡らされています。
脳の部分は内側(下)の小脳と呼ばれる所から育って行って大脳皮質を含めた所まで発達していきます。
新生児期は自分の身体の末端の手指を使って物を掴む事はできないけれど、手(足)指に触れたものを掴んだり、口の近くに来たものに吸い付いたりする原始反射があるから、お母さんにしがみついて母乳を飲んで生き延びられますね?
(足指は掴むというよりギュッと曲げる感じですが)
原始反射は成長と共に消えていきますが、人によってはそれが残ってしまって生活の質が低下する事もある様です。
それが「人間脳を育てる」という本(花風社)に書かれていました。
ヌケのイメージとしてはおもちゃのブロックをレンガの様に互い違いに積み重ねられていく感じでしょうか。
あれって所々「抜けて」いても積み重ねて行けますね?
下が必ずしも全部揃っていなくても高く積み上げられるんです。
神経発達症の子(人)は大脳の部分の発達の方がもっと根っこの部分の基礎が揃う前にドンドン発達してしまって歪な発達の仕方をしていきます。
で、チョロちゃんを含め凸凹発達の子ども達は、所々ヌケているブロックの様にその順番がイレギュラーだったり、成長の過程で途中を抜か(飛ば)して発達していってしまっているのです。
「発達障害」という言葉が使われた時、本もドクターも脳の機能障害だから「治りません」という常套句を使いました。
今でも使っているのかな?
チョロちゃんはそういうドクターの所は卒業したのでわかりませんが、脳がどうかなっている事が原因ではなくて、神経の伝達経路の発達のヌケなのですから、そのヌケが埋まったら治る。と言うのはとってもわかり易いし単純明快な答えです。
栗本先生の本を読んだ人や、実際に個別指導を受けた人ならわかると思いますが、栗本先生は背骨と足を触って身体の状態を確かめてくれます。
下にある本の表紙の絵を見てもわかりますが、こんな感じ足も背中も脳も繋がっています。
栗本先生の個別指導では
どこがどう育っていないのか?
身体のどこがどう困っているのか?
教えてもらえるので家で簡単にできるオーダーメイドのコンディショニングの仕方がわかります。
わたしは黄色い本を読んでこの先生にチョロちゃんの身体をみて欲しい!と思って小田原に行ったのがきっかけで先生と知り合えて、今は周りの友達も栗本先生のファン(笑)です。
睡眠障害も感覚過敏も他にも色々あるアレコレは、ヌケているだけなので育てて埋める事ができます!
それを知らないでいると、悲観や悲嘆に暮れる悲惨な毎日です。
子どもは発達します!
それは神経発達症の子(人)であっても同じです!
だから子どもの成長を信じて凸凹育児を楽しみたいですね♪