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花風社大好きのわたしにとって待ちに待った新刊
副題が「二人称のアプローチで解決しよう!」となっています。
著者はお馴染みの栗本啓司先生(笑)と、元刑事さんで過去に花風社から著書がある榎本澄雄さん、そして今回初登場の廣木道心さんの三人。
三人とも施設等で支援のお仕事をされていたり今なさっているという共通点があり、廣木さんの息子さんは自閉っ子で知る人ぞ知る方で、他の出版社での著書があります。
栗本先生も廣木さんも他害(で流血を含めた経験がある)の被害者(?)でもあります。
アッ、わたしも以前、放デイで支援の仕事をしていた時、やたら噛みつく子に不意に噛みつかれたり叩かれた事がありました
今回は自傷・他害・パニックについて。
過去において全部あるあるだったチョロちゃんです
お蔭様でだいぶ落ち着いているからもう過去の事なのですが、それでも読みたいと思うのは、何かしらの気づきときっと役に立つとわかっているから。
期待を全く裏切らない中身の濃い一冊でした
これって親は勿論だけど学校の先生を始め、支援に関わる人みんなに読んで欲しい!
一人に一冊の必読携帯マニュアルです
力で何とかするのではなく、力のベクトルや相手の動きを知った上で無駄なく無理なく相手がクールダウンができるすご技が載っています。
筋肉の事、呼吸の事、だいぶ誤解していました
本当に目から鱗の一冊です。
どちらかというとそんなに大きくないわたし(160㎝ありません)が、大きな人を相手にした場合に体格、瞬発力(機敏性)、力ではどうやったって太刀打ちできない。
だけど、この本に載っているのは本来相手をやっつけるのが目的ではなく、
「傷つけず、傷つかない」
っていうのが大前提の動きなのです!
素晴らしいですね!
薬とか拘束着とかそういう物騒(だとわたしは思っている)なアイテムは不要なんです!
そういうのを使わざるを得ない状況にならなくていい方法が書かれています。
…という事はそういう診療科の
医療関係者も必読ですね!?
ある意味護身術。
護道(ごどう)というそうですから、護るのが目的。
お父さんで介護者で武道家だからできた廣木さんの技。
栗本先生の長年の経験と実績と榎本さんの遵法に則った知見。
最強です。
どちらにとっても安全というのは大切。
本人にとっても 自傷・他害・パニックなんかない方がいいに決まっているのですから!
そういう身体になるのが一番です!
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