筆箱がなくなった時に浮かんだ子 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
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トピックスに載って読んで下さる方が増えて、

メッセージ、コメントもいただきました。

ありがとうございます♪

 

 

ふと自分の小学生の時に起きた事を思い出したので書きます。

 

わたしが子どもだった頃、小学校では二年毎にクラス替えがあって、担任の先生もその時に替わっていました。

 

中学年と言われる3,4年生の頃、母にねだって買ってもらったばかりの(当時では珍しい)新型の筆箱を持っていました。

 

ある日、休み時間に友達と遊んで教室に戻ると筆箱がなくなっていました。

机周りを捜したけれど見つかりません。

次の授業はテストでした。

 

仲良しの友達が鉛筆を貸してくれました。

隣の席の男の子が自分の消しゴムを半分ちぎって貸してくれました。

 

今でも二人の名前を覚えています。

 

その時、ふと浮かんだ名前がありました。

 

 

 

 

その二年前、低学年だった1,2年生の時、友達の体操着がなくなりました。

体育の授業にその子だけ私服で参加しました。

 

みんなで捜しまわったら、体操着を入れる袋だけはありました。

 

途中の経緯は覚えていませんが、ある子が着ていた体操着がおかしいと言いました。

 

当時、白い体操着の裏の裾の部分にマジックで名前を書くのが一般的でした。

その子が着ていた体操着は、裾に黒く塗りつぶされた部分があって、その横にその子の名前が書かれていました。

 

元の名前は油性のマジックで、上書きしていたのは水性ペンだったので色が薄くて、よく見ると体操着がなくなったと言っている子の名前が書かれていました。

 

要するにその子はクラスの子の体操着を盗んで、その子の名前を塗りつぶして隣に自分の名前を書いたのです。

 

 

筆箱がなくなった時、その子も同じクラスでした。

お昼休み、わたしと一緒に捜してくれていた友達と担任の先生が教室にいました。

 

 

クラスの子の何人かが1階のゴミ捨て場にあった。

と言ってわたしの鉛筆と消しゴムを拾ってきてくれました。

 

当時のロッカーは棚なのでランドセルが見えました。

わたしは先生にある子のロッカーの中を捜したい。と言いました。

 

その子のランドセルの中にわたしの筆箱があるような気がしたのです。

 

先生はどこまで事情を知っていたのか?

わたしにはわかりません。

 

一人の子がその子のランドセルの中を見ると、わたしの筆箱が入っていました。

 

その筆箱は、名前を書いていた部分だけが切り取られていました。

 

 

 

低学年の時の体操着の一件があったので、

もしかしたら?

…と思いましたが、そうでした。

 

 

わたしは母に話しました。

先生(学校側)とわたしの母、相手の子の親が、どう解決したのか知りません。

 

 

いじめと同じで、こういう事は繰り返されるのだと思います。

人の本質はそうそう変わらないでしょう。

 

 

 

 

         

 

 

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