警察に通報した理由 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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コメントメッセージをありがとうございます音譜

頂いたコメント全部に返信できずにすみません。

 

 

 

「いじめの問題」まだ続けますが、その前に番外編です。

これはいじめとは言えません。

 

ある事件の被害者になった時の話です。(過去の話です)

現場が学校内で、最近、頂いたメッセージを読んで思い出したので、経緯を書きます。

 

 

今から15年位前の娘が小学4年生の時の事です。

 

ある日、娘が学校(保健室)から新品の下着(パンツ)を着けて帰ってきました。

学校でプールの授業が終わって教室に戻ったら、

 

パンツだけがなくなっていた

 

というのです。

 

娘だけでなく他のクラスも含め、数人の女児が被害者でした。

 

この時点で、既に事件だと思うのですが詳しい説明がなく、この件に関して学校側は積極的に犯人捜しをする気がない事が明らかでした。

 

学校で女児の下着が盗まれる。というのは大きな事件だと思うのですが…。

 

 

娘が教えてくれた数人の友達の名前から、親同士が連絡を取り合い学校に行きました。

 

校長室でこの件を話、

 

「警察に通報して欲しい」

 

と言った時、当時の校長の答えは

 

 

「NO」

 

でした。

その時に言った言葉が

 

 

 

鉛筆や消しゴムが無くなったくらいで

警察に届けないのと同じ理由

 

だと平然と言い放ちました。

 

はぁ?????

わたしを含め、そこにいたお母さん達はこの言葉に唖然としました。

 

わたし達は鉛筆が一本無くなったから警察に通報して欲しいなどと言ってはいません。

 

盗まれたのは鉛筆じゃなくて女児の下着、

しかも被害者は複数なんです!

 

どこをどう解釈すると、鉛筆が無くなる事と女児の下着の盗難が同レベルとして扱われる事になるのでしょう?

 

そういうお粗末な発想に驚き(呆れ)ました。

 

学校に警察官が来るのは困る。というようなことを言われたのですが、そんなのおかしい。という事で警察に行って刑事さんと話し被害届を出しました。

 

子ども達の着替えと一緒に置いていたビニール製のバッグを預けて指紋の採取もしてもらいました。

 

放課後、学校に警察が来ました。

わたし達はそこに立ち会いました。

 

校長先生はそれが気に入らなかったらしく、わたし達が挨拶をしても無視されました。

 

「気に入らないのはわかるけど、挨拶ぐらいしましょうよ」

「子ども達に挨拶しなさい。って教えているんでしょう?」

 

口々に言いました。

 

 

結局、犯人は見つかりませんでした。

でも、授業中の事なのと複数の被害者がいた事などから、犯人は大人だったと思います。

 

それが外部か?内部か?わかりませんでしたが、警察が入ったことが抑止力にはなった様でその後は被害が出ませんでした。

 

わたしは内部に犯人がいたのではないか?と思っています。

だって、被害届を出して警察が介入した事は内部の人しか知らない事ですから。

それに日中不審人物が校内をうろうろしていたら、目立ちます。

勿論、教室は1階なんかじゃありません。

 

1階の教室なら外の窓から侵入者が…とも考えられなくもありません。

だけど、それも返って目立つと思います。

 

 

普通に考えて、下着が盗まれたら被害届を出しますよね?

 

怪我をさせられたり、名誉が傷つけられても同じです。

この時はまだ出版されていませんでしたが、花風社から出た本を読んだ時、あの行動は間違いではなかったと確信しましたし、長男の件も警察に被害届を出せば良かった。と思いました。

 

参考になったのは以前のブログで紹介した榎本澄雄さんの

「元刑事が見た発達障害」〜真剣に共存を考える〜

(花風社のHPはこちら)

という本です。

タイトルに発達障害と入っていますが、そうじゃない人が読んでも納得の一冊です。

 

意外と知らない事なので知っておくと今後の参考になります。

子どもを加害者にも被害者にもさせない為に。

 

 

 

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