運動会の学年種目に感動した理由〜 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

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昨日はチョロちゃんが通う中学校の運動会でした。

 

数日前から天気予報は雨でしたが、学校では多少の雨なら決行と早々と決めていました。

 

感覚過敏は治ったものの、相変わらず雨は嫌いで濡れたくないチョロちゃん。

 

学年競技は「蛇の皮むき」で、腰に太い帯を締め10人程が縦列で前の人の腰帯を掴み走ります。

所定の場所に着いたら一番前の生徒が手に持ったバトンを高く掲げ、それを見た最後尾の生徒から次々に仰向けに寝るのですが、前の生徒は寝ている生徒に腰帯を捕まれたまま、寝ている生徒の上を後ろ向きでまたぎながら通りすぎ順々に寝ていきます。

(1番後ろから全員が仰向けに寝ていくので長くなります)

 

YouTubeで見つけた動画

 

先頭の生徒が地面に寝たら、今度は順番に起き上がりまた前進、コーンを回ってもう一度寝ます。

 

これを各クラス男女各2組の計4組がリレー形式で行うクラス対抗です。

 

タイミングや周りの生徒と速さを合わせるチームプレイ。

 

この早朝練習を初めてする予定だった時、頑張って朝早く登校したチョロちゃんですが、交流学級の他の生徒がやる気モードでなはく集まっていなくて練習ができませんでした。

それがきっかけになり「朝練には行かない」となってしまい、他の練習にも参加を渋る様になりました。

 

それでも種目には参加しなければならないと思い直し、数日振りに練習に参加した時(他の生徒達は練習を重ねていたので)、チョロちゃんが足を引っ張る事になってしまったそうです。

 

(チョロちゃんのせいで)せっかく速くできる様になっていたのに振り出しに戻ってしまった。という生徒達の声。

 

自分が参加したら(ビリになって)みんなに迷惑がかかる。

 

そう思ったら、また練習に出られなくなって教室で落ち込むチョロちゃんに対し担任の先生がかけた言葉は、

「それでも参加する事は大切」

 

交流学級の生徒達に向けて別の先生が、

「チョロちゃんを排除した事で1位になったとして、それで本当に良いのか?」

と、問いかけ。

 

それに対して生徒達の一致した意見は

「チョロちゃんと一緒に参加したい!」

という結論だったそうです。

(まるで青春ドラマのワンシーンみたいです)

 

それが最後の練習日の話だったので、それから昼休みと放課後に懸命に練習して何とか形になったそうです。

 

 

そして迎えた運動会当日。

 

先に書いた様に朝から雨の予報だったので、チョロちゃんは不参加と半ば決めていました。

 

「蛇の皮むき」は地面に仰向けに寝るのですから、雨が降ったら体操着がドロドロになるのは必至です。

 

だけど奇跡的に雨は降っていませんでした。

運動会は短縮されたプログラムで行われる事となり、全員参加の学年種目は運動会の目玉である3年生のメイン種目と共に、プログラムの最初の方でする事になりました。

 

「雨が降っていないから、運動会に参加する」と決めていつも通りに登校したチョロちゃん。

 

問題の学年種目は曇り空の中で競技が行われたので、濡れずに参加できました。

 

クラスの生徒達の頑張りで最初のチームは遅れ気味だったものの、チョロちゃんのチームにバトンが繋がれた時、順位は1位になっていました。

チョロちゃんのチームも懸命に頑張って1位のまま次のチームにバトンを繋げ最終チームになりました。

 

結果は…

 

 

 

 

 

 

 

1位でした!!

 

 

 

みんなの歓声が響きました!

 

チョロちゃんが一番喜んでいる様でした。

わたしは競技中ずっと内心ドキドキしていました。 

チョロちゃんのチームが抜かれない様に願っていましたから、本当に嬉しかったです音譜

         

 

 

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