インクルーシブという言葉を聞く様になって久しいですが、
実際には、なかなか実現しないのが現状なのでは?
知っている人のお子さん達の数人は人工呼吸器をつけていて、
人工呼吸器はつけていないけれど、介助が必要な子もいます。
宇都宮の小学校では、本人の希望もあってその子の為に学校が
色んな配慮をしてくれたのだそうです。
その記事がこちら
学力に問題がない。というのは教育委員会が認める基準かも
知れません。
加えてトイレの問題や、机の事、看護師資格のある支援員配置。
そして何よりもクラスの子ども達の思いやりのある行動が、
彼女を支えているのだと思いました。
〜〜ちゃんだけ特別扱いでズルイ。
という様な雰囲気だったら、特別な配慮が必要な子が馴染むのは
難しいと思います。
ちょっとした工夫や補助具があれば、普通学級で学べる子でも
他の子ども達の態度で状況は変わります。
自分と違う子を受け入れる事が自然とできる子どもが増えたら
本当の意味で「みんな違って、みんないい」と言えますね。
だけど実は、大人の方に偏見や穿った見方がはびこっていて、
子ども達に悪い影響を与えているのかも知れません。
苦手な事、できない事をバカにして笑いを取る様な風潮があれば
優しい心は育ち難いと思います。
そうじゃない社会になって欲しいと思います。
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