神経発達症だから治るとわかっている筈なのに、未だに
発達障害で脳の機能障害だから治りません。
といとも簡単に口にできるドクターには、
こう宣告された親が一体どんな気持ちになるか?
更に言えば、
その日からずっとどんな気持ちで辛い日々を過ごす事になるか?
全然わかっていないのです!
生まれて数年の幼い子どもが、これから一生涯それこそ何十年もの間、睡眠障害や感覚過敏、パニックや拘り等、色んな大変さを抱えて生きて行かなければならないなんて、そんな残酷な宣言を毎日毎日何度も繰り返して平気でいられるのは何故ですか?
それを言われた親がどんなに苦しみ悲しんであたかも深い海の底に沈んでしまったかのように塞ぎ込んで、もう二度と明るい地上で笑顔になれないよう様な気持ちにすらなっている事など、微塵も想像すらできないでいるのでしょう。
もしも少しの想像力があって、この辛い想いが少しでもわかるとしたら、幼い子どもを育てている親に対して
「生まれつきだから治りません」等と言えやしないでしょう。
DSM-5で「生まれつき」と書かれていないのは、前に読んだ杉山先生の本の幼少期に虐待などのネグレストによって子どもが(後天性の)発達障害になる。という話と重なります。
そう、生まれつきじゃなくて後天的にもそういう風になってしまう可能性があるというのです。
そして、そもそも脳の機能障害などではないのです。
そして、治すこともできるのです。
色んな事が治っていく事は明らかなのに、それを伝えないのは何故でしょう?
本人の生き辛さも無くなって生活の質が良くなるって最初に教えて安心させてくれないのは何故ですか?
こういうわたし達の気持ちを理解して。というのはそんなに難しい事?
わたし達の気持ちがラクになったら、育児を頑張る気持ちが湧いてくるのにな。
そんなの簡単にわかりそうな事。
そこら辺をちゃんとわかって欲しいのです。