また、おこってしまいました。
中学二年生の男の子が、
いじめを苦に自殺してしまったのです。
おじいさんは、お小遣いを渡し、
電池を買ってきて。と頼んだそうです。
帰りが遅いので心配し、
偶然、事故現場に通りかかり、
その場で学生証から身元確認···
それが愛する孫の手帳だったそうです。
おじいさんのみならず、
ご家族の悲しみ、無念さはどんなに
深いことでしょう。
毎年、たくさんの命が失われ、
守りきれなかった親の悲嘆は
どれ程のものか
以前、ブログに引用させて頂きましたが、
劇作家 鴻上 尚次さんのメッセージを
改めて引用させて頂きます。
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あなたが今、いじめられているのなら、
今日、学校に行かなくていいのです。
あなたに、まず、してほしいのは、
学校から逃げることです。
逃げて、逃げて、とことん逃げ続けることです。
学校に行かない自分をせめる必要はありません。
大人だって、会社がいやになったら、
会社から逃げているのです。
次にあなたにしてほしいのは、
絶対に死なないことです。
そのために、
自分がどんなにひどくいじめられているか、
周りにアピールしましょう。
思い切って、「遺書」を書き、
台所のテーブルにおいて、外出しましょう。
学校に行かず、1日ブラブラして、
大人に心配をかけましょう。
そして、死にきれなかったと家にもどるのです。
それでも、あなたの親があなたを無視するのなら、
学校あてに送りましょう。
あなたをいじめている人の名前と、
あなたの名前を書いて送るのです。
はずかしがることはありません。
その学校から、ちゃんと逃げるために、
「遺書」を送るのです。
死んでも、安らぎはありません。
死んでも、いじめたやつらは、
絶対に反省しません。
あなたは、「遺書」を書くことで、
死なないで逃げるのです。
だいじょうぶ。この世の中は、
あなたが思うより、ずっと広いのです。
あなたが安心して生活できる場所が、
ぜったいにあります。
それは、小さな村か南の島かもしれませんが、
きっとあります。
僕は、南の島でなんとか生きのびた
小学生を何人も見てきました。
どうか、勇気を持って逃げてください。
※2006年11月17日 朝日新聞 「いじめられてる君へ」から再掲
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わたしには三人の子どもがいます。
上の二人は成人していますが、
二人とも小学生の時に
いじめを受けました。
男女の違いなのか、全く異なる形のいじめで
長男は外傷がハッキリとわかりましたから、
直ぐに明らかになりました。
娘の方は、病気で数日休んでいた時に、
グループ内の一人の子が嘘の話で
娘を悪者にして、仲間外れを受けました。
娘は『学校に行きたくない』と言い、
わたしも娘を守るために、
登校拒否を選択しました。
なぜなら、担任(中年の男性教諭)は、
個別の聞き取り調査をすることなく、
一方的に娘を悪者にしようとした、
首謀者の一人の児童の話だけを信じて、
最初に娘が意地悪をしたから、
(いじめられる原因を作ったから)
仕方がない。というような
対応だったからです。
生後数ヵ月のチョロちゃんを抱いたまま
学校に行って、
グループの子ども達から話を聞きました。
結局、娘が悪くないことが明らかになり、
校長先生も担任の対応が間違っていたと、
認めてくれました。
暫くは学校に行けなかった娘ですが、
何とか行けるようになりました。
子ども達が二人とも、
直ぐにわたしに話してくれたので、
守ることができました。
息子の場合は、外傷があったので、
一目瞭然でしたが、
娘は心に深い傷を負いました。
鴻上さんのメッセージにあるように
親に話すのは大切なことだと思います。
親は、我が子を守るためなら、
精一杯できる限りのことをします。
そうやって守るのは、
親の務めだからです。
続きます。
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