酷かったこだわりも、成長と共に減りました。 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

先日、今年度初のCPに行ってきました。

次は2ヶ月後です。


こうして時々でも先生と繋がっていると

とっても安心です。


お楽しみは動物将棋とUNO。

先生は動物将棋が初めてで、

チョロちゃんがルールの説明しました。


学校で先生と何度も対戦(?)しているので、

チョロちゃんは動物将棋が得意です。

何度もあっさり勝ってしまいました。


もう一つのお楽しみはUNO。

これはわたしも加わり3人でしました。

結果は先生が一番で、チョロちゃんは2番。

それでもUNOができてとっても満足音譜


以前のチョロちゃんだったら、

こんな風に二番のまま終わる事ができず、

一番になるまで続けなくてはならなかったと思います。


こういうところにも成長を感じます。


“自閉症の一番病” が酷かった就学前。

就学に備えて受けていたグループOTでは、

勝敗に限らず、サーキットゲームの順番さえも

一番にこだわって大変でした。


最初のうちは先生もわざとクジで

チョロちゃんが一番になるようにしてくれて、

少しずつ二番目、三番目…の予定でした。


だけど、一番目に他の子の名前が呼ばれた瞬間

パニックになって部屋から飛び出したチョロちゃん。


最初の頃は部屋に戻れず、

そのまま訓練を受けられずに帰る事もありました。


それで、個別のOTも加わって毎週、

集団と個別を順番に受けていました。


そのうちにやさしいお友だちが

順番を譲ってくれてすんなりできたり、

一番じゃなくても部屋から飛び出すことなく

隅っこで静かに泣いたりと、

段階的に成長していったチョロちゃん。


学校では30人ほどのクラスの中で、

当然一番じゃないケースも多く、

それでもすんなり並べたのは、

この時の訓練の賜だったと感謝しています。


自閉っ子も成長します。


だけど、放って置かれるのではなく、

ちゃんとした療育があった方が、

より順調(まっすぐ)に伸びていくと思います。


先生とお友だちの温かい関わり。

集団の中で今、チョロちゃんが頑張れるのは、

こういう支援があっての事です。


他の事に置き換えられるこだわりなら、

そうやって減らす事もできるし、

命に関わりのない小さなこだわりなら、

無理に止めさせるのではなく、

認めて付き合ってあげる事も必要です。


あの頃のわたしには難しい事だったけど、

今、こんな風に書けるのは

チョロちゃんが育っているのがわかるから。


ホントに大変な時は、

わたし自身が(ある意味)小パニックで、

何とかしようと焦ったけれど、

そう簡単には何とかならない。のだと、

受け容れられたらラクになれました。


チョロちゃんの個性。

他の良い所に目を向けると

案外ラクになり易いのかも…。


今、お子さんのこだわりで大変だな

って、感じているママ。


確かにこだわりは大変だけど、

こだわりがそのまま残る事は少ないと思います。


他のもので代用できるか、わからないけれど、

明石洋子さんの子育てをヒントに

お手伝いにすり替える方法もあったりして…?


そこだけを見ていると辛いから、

ほんの少し距離をとって、離れてみたら

案外簡単に打開策が見えたりして?


個人差はあっても

こだわりは誰にでもあります。


好きな色、形、服装…

みんなこだわって生きているんです。


ただ…それがかなり強い自閉っ子。

そのこだわりが仕事に繋がる人もいるでしょう。


チョロちゃんは次は何にこだわるのかな?



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