幼児期のチョロちゃん…腹を決めた日 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

最近のチョロちゃんはだいぶ聞き分けがよくなって、

我慢できることも、言葉で気持ちを伝えることも

うまくなってきました。


まだまだ、育てにくい所もあるけれど、

魔の幼児期から比べたら、

わたしも育児を楽しめるようになってきましたニコニコ音譜


そんなチョロちゃんですが、

幼児期には本当に色々ありました。


今日はそんな経験の一つ、

診断を受けた3歳の頃のある出来事の思い出(?)を

回想します。


診断されて間もない頃、

用事があって療育センターの診療所に行きました。


その頃のチョロちゃんは、

平らな所で転ぶことが多く、

その日も午前中に出かけた場所で転んで、

肘をすりむいてしまいました。


チョロちゃんと出かける時の必需品というべき

幾つかの物があって、

救急絆創膏もその一つですが、

その頃は持ち合わせがなく、

そのまま療育センターの診療所に行きました。


看護師さんがチョロちゃんの肘のケガを見て、

コットンで消毒をしてくれました。


…が、それが嫌だったようでパニックになり、

大騒ぎでしたショック!あせるあせる


看護師さんのことを叩いて騒いで、

落ち着くまで時間がかかりました。


少し落ち着いたので、バス停まで歩き、

いざ、乗ろうとした時にチョロちゃんが

『乗らない。歩いて帰る』

…と言って、歩き出しました。


あの頃のわたしは、バスに乗って帰る事に執着し、

「歩いて帰れないから、バスに乗るよ」

と、チョロちゃんをバスに乗せることに必死でした。


偶然、バス停にいた人が手伝ってくれて

何とかバスに乗りましたが、

それが気に入らなかったチョロちゃんは、

バスの座席の足下に上半身を突っ込んで、

下半身が通路にはみ出しているという、

スゴイ格好で横たわり、頑として動きませんでした。


途中から人が乗ってきて、

最初、横たわっているチョロちゃんに驚き、

次にあからさまに迷惑だという表情をします。

チョロちゃんをまたぎつつ後ろに移動し、


このどうしようもない子の親は何をしている!


どうしてどかさない(立たせない)!


…というオーラ全開で、わたしをにらみます。


3歳児とはいえ大柄なチョロちゃん。

そう簡単には起こせません。


それに、無理に引っ張り出したりしたら、

それこそパニックになって大騒ぎしそうで、

このまま寝かしておくことに決めていました。


その時、

この先こういう事が何度もあるだろうし、

もっと大変なこともあるかも知れない。

だけど、

チョロちゃんのお母さんであるということは、

こういう事にも慣れるということなんだ。

…と自分に言い聞かせ、腹をくくりました。


降りる時になって、頑として動かない

チョロちゃんのオーバーオールの紐(?)を掴んで、

宙づり状態で何とかバスを降りた途端、

今度はバス停のベンチの下に潜り込みました。


居合わせたおばさんが

『飴をあげるから出ておいで』

と言ってくれたけど、チョロちゃんは無反応。

飴を食べないチョロちゃんにとっては

何の意味もありませんあせるあせる


側にいたおじさんがベンチをどけてくれたので

チョロちゃんを引っ張り出し、

やっとの思いで帰宅し、そのままお風呂に入れました。

(バスの通路も ベンチの下も とても汚かったですあせる


今は懐かしく話せるけれど、

あの時はとっても辛かったです。


だけど、凸凹な子を育てていたら、

みんな大なり小なり修羅場をくぐり抜け、

強く逞しくなっていくものです。


子どもの特性もわかってくるので、

どうしたら、子どもをパニックにしないで済むかも

何となくわかってきます。


子ども自身も成長するので、

パニックの回数も度合いも減ってきます。


だから今、辛くて大変な育児をしているママたち。


わたしも含め、みんな通ってきた凸凹な道です。

まだまだ先は長いから、

頑張りすぎて疲れ果てないようにして下さいね。


一緒に凸凹な育児をしましょう~



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