嬉しかった巡回相談 | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

チョロちゃんは交流学級で生活する時間が長いので、

大小を含めてトラブル(?)は避けられません。


1年生の時は大抵決まった子と色々あって、

連絡帳には毎日の様に先生からのお便りがあり、

チョロちゃん自身も

『学校に行きたくない』とか、

『ずっとお休みする』等と宣言する事もありました。



わたしはチョロちゃんが診断されて直ぐの頃から、

アチコチの講演会や勉強会に行く様になり、

そこで知り合ったA先生は、巡回相談員をされています。


以前、学校でのチョロちゃんの事を相談した時、

学校が教育委員会に巡回相談を依頼する時に、

A先生に巡回相談をしていただきたい。…と、

指名(?)してお願いできる事を教えていただきました。



その事をチョロちゃんの先生に伝えたら、

新年度になって早速お願いして下さいました。


それで今日、A先生がチョロちゃんの学校に

巡回相談に来て下さいました。


このことはチョロちゃんの先生から聞いていたので、

「挨拶だけ伺っていいですか?」

…ってメールしたら、良い機会なので…と言って、

A先生とチョロちゃんの先生とわたしの3人で、

相談室で話す時間を作ってくれました。



A先生が来て下さっているその時にタイミングよく(?)

お友達とちょっとしたトラブルがあったり、

感覚過敏がわかる様な状況があったりして、

チョロちゃんと先生のやり取りを観ていたA先生が、

先生とチョロちゃんの相性が良いと言って下さいました。


A先生は重度の自閉症から発達に凸凹がある子まで、

たくさんの自閉っ子と関わっておられます。


先生方への勉強会や講習会の講師もされているので、

チョロちゃんの先生もA先生を知っておられます。


A先生の勉強会で募集していた研究やモニター協力に

チョロちゃんと一緒に何度も参加しているので、

A先生はチョロちゃんの事を出生時に遡ってご存知です。



チョロちゃんの先生が指導方法に関して質問した時も、

絵に描いて視覚的に指導する方法を、

実際に絵を描いて教えて下さいました。


これはわたしたちも勉強会で何度か教えて頂きましたが、

チョロちゃんの先生は初めてだったようです。


自分がいない時にトラブルになった時、

一人で対処できる様にどうやって指導したらいいのか?

…と、質問されたのですが、


『すぐにそれができる事を期待しないであげて下さい』

…と、言って下さいました。


むしろ、自分(チョロちゃんの先生)がいない時には、

例えば、保健室の先生の所に行くように教えてあげて…

…といったアドバイスをして下さいました。



知的な遅れのない子も、重度といわれる自閉症の子も、

『抱えている感覚の大変さに変わりはありません』と、

当たり前だけど大切な事を話して下さいました。


他にも、

チョロちゃんは感覚の過敏さが強いので、

無理にさせてトラウマになると大変な事や、


楽しい事を先生が実際にして見せて、

チョロちゃんが“やりたいという気持ち”や、

“楽しそうだという気持ち”の方が過敏さに勝ったら、

できるようになることも増えると思うので、

頑張らせないであげて下さい。


とか、


チョロちゃんは発想が豊かなので、

関わり方を間違えると二次障害になりかねないので、

きちんと関わってあげて下さい。


といったアドバイスもして下さいました。


やっぱりチョロちゃんは育てにくい子なんだな…って、

思いつつ、

そういうのをひっくるめて的確で親切なアドバイスを

して下さったA先生に感謝して相談室を出てきました。


A先生から適切なアドバイスをしてもらえたと

チョロちゃんの先生も喜んで下さいました。


こういう機会に恵まれて、

人との繋がりのありがたさを実感した一日でした。



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