わたしがその小説を手にしたのは20年以上前の事です。
書店で偶然目にしたのがきっかけで、
当時 門田泰明さんの本を何冊か読みました。
その中で一番印象に残ったのが、
「巨塔崩壊」という短編小説集でした。
その中に「Mワクチン封殺」Part①、Part②
というのがあって、
Mワクチン=丸山ワクチンの事が書かれていました。
この小説を読んで丸山ワクチンという薬を知りました。
それ以来、
“もしも癌に罹ったら丸山ワクチン”と思っていました。
あれから10数年。
数年前に父が末期の喉頭癌で、
肺にも転移している事がわかりました。
丸山ワクチンの事を話して、
父も納得して受ける事になりました。
家族が病院で丸山ワクチンを使いたいという話をしたら、
『水と同じで効かない』
という、どこかで読んだ様な回答だったそうです。
『水なら副作用もないだろうから…』という事で始めた治療。
実際にワクチンを打ってくれたのは、
父のかかりつけの近所の内科医院のドクターでした。
丸山ワクチンについては また書きます。