感情のコントロール | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

最近のチョロちゃんは朝早く学校に行きたがります。


早く学校に行ったら、授業が始まるまでの時間に、

友だちと一緒に外で思いっきり遊べるからです。


最近はボールを使った鬼ごっこにハマっています。




ボール鬼というのは、

鬼になった子がボールを他の子に当てたら鬼が交替です。




ある日、チョロちゃんが逃げていて、

ボールが当たったのに鬼にならずにそのまま逃げていたので、

他の子が通せんぼをしてチョロちゃんをつかまえて、

鬼の子がもう一度ボールを当てたそうです。



それがきっかけでトラブルになったそうです。



チョロちゃんの先生が学校に着いた時、

そうなっていたので、みんなから事情を聞いて下さいました。



チョロちゃんによると、


『ボールは当たっていない。

       服をかすっただけなのに、通せんぼされた』


ので、怒ったそうですプンプン



『お友達をキックしたくなったから、

           一人で花壇のところに隠れてた』


…と、先生に話したそうです。




先生が “我慢できた事を、たくさん褒めました”

と、教えて下さいました。



その後、どうしてお友達が通せんぼしたのかを説明したら、

チョロちゃんも納得したそうです。



お友達にも先生がチョロちゃんの気持ちを伝えてくれたので、

双方とも納得して休み時間に また一緒に遊んだそうです。



先生が、


『自分なりの怒りのおさえ方がわかってきて、

                   すごいと思いました』


と書いてくれました。



先生がチョロちゃんとお友達の橋渡しをしてくれて、

次の休み時間にまた一緒に遊べるようにして下さって、

良かったです。ニコニコ



わたしが特に嬉しかったのは、

チョロちゃんが感情をコントロールできた事です。



お友達を叩いたり、キックしたりしないで、

一人きりになってクールダウンができました。



先生もそこに着目して、たくさん褒めてくれました。




発達に凸凹がある子は、感情のコントロールが苦手です。




定型発達の子なら気づくような友だちの行動の裏側や、

言動の背後にある状況に気づくのも苦手です。


また、感情をそのままストレートに表現してしまうので、

誤解されたり、時には他害を与えてしまいます。



今までのチョロちゃんなら通せんぼされた時点で、

『やめて~』と言って、叩いていたかも知れません。


だけど、今回はそれをせず、

その場を離れて感情を抑える事ができました。



今回は感情をうまくコントロールできましたが、

その日の体調や、周りの子の反応によっては、

うまくいかない事もあると思います。


交流学級のお友達と遊ぶ事で、

色々な事を何度も経験して覚える事ができそうです。



2年生になったら効果的なトークンシステムを取り入れて、

よい行動を増やして行けたら…と思っていました。



連絡帳にその事を書いたら、

『トークンシステムについて詳しく知りたいです』

と返事をもらいました。



こういう事を経験しながら、

少しずつ成長していくチョロちゃん。



これからも上手に成長できるように、

先生と一緒に軌道修正しながら育てていけたら良いなぁ~




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