就学を控えた年長の子どもがいる仲良しのママが
就学先の事で大切な決定を迫られています。
彼女は去年のわたしと同じように自分の子どもを
校区の小学校の「自閉症…特別支援学級」に通わせたい。と
ずっと考えていました。
でも、周りの人達から『最近伸びているから…』とか
『幼稚園が普通だから小学校も普通で大丈夫じゃない？』
…と言われて、何度も気持ちを説明してきました。
就学させたい地元の小学校（ママの母校でもある）には、
生憎「自閉症…」がないので、新設を希望しています。
なのに教育委員会からは
『別の小学校にある支援学級に入学させては？』
…と打診され、見学を薦められて少々疲れ気味です。
新設してもらえなかったら校区外の小学校の支援学級に
６年間毎日の送迎は大変。…と悩んでいます。
いっそ近所の小学校の普通学級に入学させようか？
…とか、
学校に行かせる事を止めてしまおうか？
…なんて、本気で思い詰めているのです。
療育でお世話になっている先生から、
支援学校でも支援学級でも普通学級だったとしても、
子どもに特別支援教育が必要な事に変わりはない。
…と、ブレない様にと注意をされたばかりだそうですが、
周りの人に色々言われると、決意が揺らいでしまう。
頭の中がグチャグチャになって、投げやりになってしまう…
…と、不安な気持ちでいっぱいな様子です。
うんうん、わかるよ。去年わたしと同じだから…
『勉強について行けるんだから…』って、
何人の人に言われたでしょう？
言外に『贅沢な悩み』という含みがあるのも…。
だけど、
特別支援教育って一体誰のためにあるんでしょう？
感覚が敏感で、
周りの音を全部拾ってしまう超高感度な集音装置である耳
微妙な匂いも嗅ぎ分ける鼻。
味覚、触覚、視覚…
『ちょっと頑張って。そしたらそのうち慣れるから…』
…なんて、本気で考えている人。
知識なさ過ぎです！
正しい知識と理解があれば、そんな事言えないはず…
まだまだ、大変なんだなぁ～
周りに何と言われようと子どもに支援は必要です。
理解してもらうためには、諦めないで声を上げ続けないと…
なんて偉そうな事を言ってしまったのだけれど、
それでちょっとでも、ママが元気になって子どものために
頑張れる元気を充電できたなら、それはやっぱり嬉しいな
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