サポートブックのお陰で… | おしゃべり大好き!自閉っ子 「チョロちゃん日記」  

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幼児期に発達障害(神経発達症)と診断された
チョロちゃんの凸凹発達の大変だった育児を
今、楽しんでいるのは、
親子で成長(発達)し続けているからです♪

チョロちゃんが入学した時に、

先生にサポートブックを作って渡しました。


チョロちゃんは偏食や感覚過敏、拘りなどが強く

自閉っ子だと知らない人から見たら

ワガママでしかないような言動も多いので、

誤解されないために詳しく書いておきました。


最近、サポートブックを作成して良かったな…と

思えた事がありました。



それはプールの授業での事です。


プールの授業が始まり、チョロちゃんにとっては

初めての事が重なりました。


園のプールでは…    小学校は…

室内の温水プール    屋外の屋根なしプール

お湯のシャワー      水のシャワー

わたしが一緒       チョロちゃんだけ



他にも着替えや、手順、人数の多さなど、

園でのプールとはかなり違います。


一番心配だったのは、プールの前のシャワーシャワー


チョロちゃんは水のシャワーを『痛い』と言います


小学校では全員が頭からシャワーを浴びるので、

大丈夫かな?…って、心配でした。


サポートブックにはちゃんと

「水のシャワーを痛がるので配慮をお願いします」

…と書いておきました。


※このサポートブックは、チョロちゃんの担任の他に

  交流学級の担任、もう一人の支援学級の担任の

  3人の先生だけが見ているそうです。

  (個人情報なので、配慮があります。)



実際のプールでは…

チョロちゃんは目の周りに水がかかるのを

とても嫌がって、濡れたらすぐに拭きたがります。

それでプールには顔拭き用のタオルも必要です。

先生が顔拭きタオルをプールサイドに置いて

いつでも顔が拭ける様にして下さっていました。


シャワーでは…

他の子達がシャワーを頭から浴びている様子を

並んで待ちつつ不安気に見ていたチョロちゃん。


実際にチョロちゃんがシャワーの順番になると、

交流学級の担任の先生が特別の配慮をして…


手のひらで水をすくって身体にかけてくれましたニコニコ


水に入るのを怖がっている時も、2人の先生が

優しく声をかけてくれて初めてのプールの授業の

不安を減らしてくれました。

他にも色々、楽しく受けられる様な配慮を

してもらったお陰で2回目のプールの授業では、

初めから楽しく受けられました。


サポートブックに詳しく書いていたのを、

先生方がちゃんと読んで、配慮して下さったので

チョロちゃんも初めてだらけの学校のプールが

ほんのチョットの不安だけでクリアできました。


チョロちゃん自身も、その場から逃げることなく

静かに先生の言う事やして下さる事に従えたのは

3ヶ月の間に先生方とチョロちゃんの間に

信頼関係ができているからだと思います。


こうやって、一つ一つの積み重ねがあって、

チョロちゃんもより大きな新しい次の事に

挑戦できる様になるのだと思います。


今回はサポートブックがとっても役に立ったので

入学前に作っておいて良かった。と思いました音譜


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