昨日の下校時、足取り重く歩いてくるチョロちゃん。
?????何があったのかな?
先生が…
『集団下校の為の整列の途中で、
チョロちゃんが傘を逆さまに持って振り回していたので
お友達の頭に軽く当たってしまいました。
それで、真っ直ぐ持つ様に注意したのですが、
また逆さまに持っていました。
キチンと整列できた組から順番に帰ることになっていたので
『傘を逆さまに持ったままだと、
帰る順番が最後になってしまいますよ』
…と、注意をしましたが、逆さまに持ったままだったので
一番最後になってしまいました。』
そっかぁ…一番最後が嫌だったんだ…。
それで、テンションが低いんだな…。
家に帰って先生の話を思い出し、
どうしてチョロちゃんが指示に従えなかったのか?
考えました。
チョロちゃんの担任の先生には、
入学前にサポートブックを作って渡しています。
その中に…
「○○しない」という禁止の表現ではなく、
「~~しよう」という、
望ましい行動を具体的な方法で指示
して頂くと理解しやすいです。
…と、書いていました。
それで、今朝、登校した時に
「昨日の下校の時に、どうしてチョロに指示が伝わらなかったのか考えました。
先生が言われた
『~~したら~~できなくなるよ』
…という指示の出し方は、好ましくない行動に対する否定形の指示なので、マイナスのイメージばかりが先行して、できなかった時の落ち込みが酷くなります。
できれば
『かっこよく並べたら、一番に帰れるよ』
…という肯定の言い方で指示していただけたら、どうすればいいのかわかるので並べると思います」
『なるほど~わかりました
』
おしゃべりが得意なチョロちゃんですが、
自閉っ子なので複雑な言語表現が苦手です。
そして視覚優位です。
長文の否定形の指示だとどうしたら良いのかわかりません。
指示は的確に「~~して下さい」の
肯定的な言い方
だと断然理解度がアップします。
こういう小さな一つ一つの積み重ねが
好ましい行動に繋がって、
チョロちゃんのセルフエスティームも下がらないで済みます。
先生がすぐに理解して下さったので嬉しかったです