*先程の続き* | *大切な娘たちと、時々色々な癒しの話*

今日、長女のクラスでは席替えがあった。


このクラスの席替えは少し特殊で、くじ引きでも、担任が決める訳でもない。


どうやって決めるか?


それはまず、クラス全員に、『この人に席替えを任せたい』と思えるクラスメイトの名前を一人ずつ書かせる。

クラスのみんなは、この人なら色んなことを総合して、あの人は視力が悪いから前の方がいいだろうとか、あの子とあの子を近くの席にしたら授業中でもおしゃべりとかしそうだからちょっと距離を置こうとか、この人はこの人をいじめているから席を離そうとか、女子同士男子同士ばかりにならないように、色々平等に、 等、バランスよくみんなを配置できるであろうと思われる人が、投票で数人選ばれる。


そして、その選ばれだ数人で席を決める。

みんなで投票した人が席を決めるので、決まった席には文句を言わないことがルール。


確かに担任の先生は、担任ではあるけれど教科毎に各クラスを回るので、担任よりも、常にそのクラスにいる生徒達の方が、それぞれのクラスメイトの特徴等詳しく把握できているのは確か。



うちの長女は…

席替えの度に、いつもその投票に選ばれる。

それだけ、多くのクラスメイトから信頼されて、長女はみんなに平等だと評価されているんだろうとは思う。


だけど、今のこの情緒不安定な中で、登校するのもやっとだったのに、凄く負担だっただろうな…


しかも、その選ばれた数人で席を考えている時、長女はやっぱり自分の事よりも全体の事を優先して考える。

だから…

自分をいじめてくるある一人が、自分と席がすぐ近くになろうとしていたけれど、せっかくもうこれで決まりかけているのに「私はこの人とは離れたい」と言えなかった。。

自分が耐えればいいや、

一生懸命頑張って席を考えた他のメンバーに、もうこれ以上迷惑も時間もかけたくないし。。


でもそこで、一緒に席を決めていたある友人がそれに気付き、

「ちょっと待って!」

「この席、長女ちゃんが絶対きついよ!」

「長女ちゃんとこの人は、ちょっと離そう」

と、また席を組み直す提案をしてくれた。



クラスのほとんどの女子が、長女がいじめで苦しんでいる事を知っているし、長女が悪くない事も分かってくれている。

それで…

結果、いじめる二人とは、席が離れる事が出来た。




長女、辛い中でもよく頑張って席決めしたね。

そして、クラスには長女の味方も沢山いるね。


辛い思いも沢山しているけど、支えてくれる友人も沢山いる。


なんとか、今の辛さから抜け出せる事を本当に祈っています。





今日のお弁当。

食べやすいように、小さめのおにぎり三種類を持たせました。

帰宅してからお弁当バッグを覗いたら…

一個しか、食べれてない。



きついね…

あまり眠れていない上に、食欲も波があるね…


それを見たら、かわいそうでまた涙が溢れました。




なんでだ。

なんで、長女がこんな思いをしなきゃならんのだ。


こんなにいい子が。


いい子すぎるからいけないのか。


そんなの、おかしいだろ。