【用具】ニッタクで特注ラケットを購入した話 | 働くカットマンのチラ裏卓球ブログ

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【現在の使用用具】
ラケット:ビオンセロ (特注グリップ/ニッタク)
F面:ディグニクス09C (特厚/バタフライ)
B面:バーティカル20 (特薄/STIGA)

 

 そういえば触れていませんでしたが、ブログ更新再開前に特注ラケットを購入しました。

 

 試合前のラケット交換で、たまに

 「Special Order Blade」って何すか?

 って会話になるんですが、

 

 給付金使って特注ラケット買いました!

 

 で掴みはOKです。

 

 

 大学生の頃からニッタクのビオンセロを使い続けており、性能には全く不満を感じていなかったのですが、グリップだけ、しっくりこない感にずっと悩んできました。

 

 僕は掌が小さいのですが、一方でカットマン用ラケットのグリップは太めに設計されているため、握り辛く力を伝えづらい感覚がありました。

 掌に馴染むようグリップを少しずつ削って……としてきましたが、あまり上手くいかず。

 コンスタントに週2~3練習している時は、それでもそのうち慣れて来るのですが、やはり微妙に違和感がありますし、練習が少なくなると全然ダメ。

 

 プラボール移行後は、セルよりしっかり力を伝えないとボールに押されるなぁと感じていて、その頃から練習量も落ちていたのでますますグリップの違和感が増長し…。


 一度気になってしまうと、ずっと気になってしまうスパイラル。

 

 ST→FL→ST と変更し、結局、FLにグリップテープを巻き付けて、テープの弾力でグリップの可変性を確保することで、違和感を多少解決できました。

 

 グリップテープを巻くとさらにグリップが太くなるので、握り辛いかなと思っていたのですが、テープで生じる弾力で、手に吸い付く感じが非常に良かったです。

 

 さらに手元重量も上がるので少しラケットコントロールがしやすくなり…と、とてもイイ感じだったのですが、一つ困るポイントがありました。

 

 それは グリップテープが手に吸い付きすぎること です。

 

 ものすごく摩擦係数が高いと言いますか…。

 おかげで、反転が非常にやり辛くなりました。笑

 

 

 元々ラリー中の反転はほぼ使用しないので、そこで困ることはなかったのですが、バックサーブから3球目打つまでの間、グリップテープが摩擦で引っかかって、よく反転が遅れたり反転し切れなかったりするという…。

 

 練習量も落ちているので、バックサーブから反転して3球目を打つ練習、なんて試合中にやるぐらいしかしないので、反転が遅れて点数を献上して嫌になる…と繰り返しているうち、バックサーブを使うことが嫌になってきました。笑

 

 そこからグリップテープに移行してからの数年間は、バックサーブはたまにしか使わなくなりました。

 

 

 卓球を本格的に再開してから、グリップテープを外してやってみたのですが、反転はしやすくなるけど、やはりグリップの違和感は拭えず…

 

 でもお小遣い制が導入されてしまったので、自由に卓球にお金を使えず…というところで、10万円の給付金の話が浮上したので、家庭内交渉の結果、特注ラケットを買ってもいいよ、という話になりました。

 

 

 ビオンセロのグリップだけ変更したものを作りたかったので、当然ニッタクに発注をかけました。

 

 ニッタク公式HPから注文すると定価になり3万円程度とバカ高いですが、ネットショップで発注すれば、2~3割引になり、非常にオトクです。

 

 グリップサイズやブレードサイズ、材質や厚み等を細かく指定できるのですが、ブレードサイズや材質は「ビオンセロと同じもの」と指定し、グリップサイズだけ特注することにしました。

 

 グリップは細めのサイズが好きで、大学の同期が使っていたチャンイニンのFLグリップが最もしっくりきていました。

 が、既に廃盤で手に入りませんしサイズが分かりません。

 

 中学生の始めたての頃に先輩からもらった、既に廃盤ラケットのプリモラッツカーボンのFLグリップも、すごくしっくり来るのと、ずっと大切に保管していたのもあって、このサイズをかなり正確に測って、発注することにしました。

 

 

 発注してから出来上がりまで3ヶ月以上かかると言われていたのですが、実際には2ヶ月足らずで届きました。

 

 今年の9月初旬の話です。

 (ラケットを変えると同時ぐらいに、テナジー05FXの特厚からラクザXソフトのMAXに乗り換えています。)

 

 

 特注ラケットでやり始めた結果、打球時のグリップの違和感や、それに起因するインパクトの伝え方に悩むことが完全になくなりました。

 

 反転練習をちょっと長い間さぼっていたので、今も試合中に練習するぐらいの勢いでやっていますが、バックサーブからの3球目で準備が遅れることは減りました。

 

 



 用具に変にこだわりすぎるのも良くないですが、明確な不満点があって、その解消法もハッキリしているなら、お金をかけて解消するのは精神衛生上もアリだなと思います。

 

 こんなにあっさりグリップの悩みが解決するなら、もっと早く特注にしていれば良かったと思います。

 

 

 

 もうすぐ休止期間に突入しますが、調子が上がってきたのは、用具変更が上手くいった部分も非常に大きいと思っています。

 

 いつも卓球できない期間が続くと、卓球再開時にグリップで少し悩んで、感覚を取り戻して適応するまでに2ヶ月ぐらいかかってしまうのですが、おそらく今回の用具変更で、その無駄にフラストレーションを溜める時間をスキップできる気がします。

 

 

 特注ラケット、おすすめです。