長距離散歩中、信号待ちしていた際、足元に大きなマンホールがあることに気がついた。
それどころか、私が立っている前後左右に、いくつものマンホールがあってプチ驚いた。
一つは、市のシンボル的鳥があしらってあった。
一つは「ガス」と記してある。
あるいは幾何学模様みたいな柄なものもあり、あるいはまったく無地なものもある。
これらすべて、私たちのライフラインを守る異なる役割を担っているに違いない。
いつも歩いている道なのに、大小さまざまなマンホールがこんなにたくさんあることを、いままで全然気にしたことがなかった。
だから今日の散歩は、この交差点以降、「マンホール探し」となった。
マンホール探検にハマっている人たちの気持ちも分かる気がした。
ところで、12時・3時・6時・9時の方向に「仕・切・弁・困」と彫られている小さ目なマンホールがあったのだが、「仕切弁困」とは何ぞや?
いや、「仕」「切」「弁」「困」という4つの漢字を私は「仕切弁困」という順で読んだが、実は「切弁仕困」かもしれない。「仕」「切」「弁」「困」の4文字は4×3×2=24通りの並び順が考えられるんではないかい?(←合ってるか、これ)。
いずれにしても、どう並べてみても、意味がよくわからない。
いろんなパターンを考えながら歩いた。
歩いているうち、別の場所に同じマンホールがあるのを見つけた
何のことはない。「困」ではなく、わが市のシンボルマークだった。溝に泥が詰まったりして「困」に見えたようだ。
なので結局、市が管理する「仕切弁」というのがどうやら正解らしい。
マンホール デザインする人 つくる人
鞠子