狭い道から県道を横切り直進しようとした。
対向車は左折しようとしている。
原則は直進の私が優先だが、諸条件を鑑み、対向車数台を先に左折をするよう促した。
対向車1台目。30代とおぼしき女性が運転するワゴン車。
まるで「当たり前」の顔をして目の前を横切った。
対向車2台目。年配の男性が運転するセダン。
全く「知らん顔」をして目の前を横切った。
対向車3台目。見るからに反社チックなお兄さんが運転する怖そうな車。
ところがこのお兄さん、ちゃんと頭を下げて目の前を横切った。
人は見た目で判断してはいけない、を改めて痛感した。
これは逆も真なり、だ。
つまり、最後の1台を運転していたお兄さんは〇で、前2台の運転手は×だと判断したら間違う可能性がある、ということでもある。
結局、人はおそらく「こういう人だ」と判断することは不可能なのだ。
もちろん、私自身も含めて、だ。
分からぬが 分かるためにも 努力する
鞠子