買い物に行ったドラッグストアで、見切り品のコーナーに6本入りのアサヒ『ザ・ビタリスト』がいくつか置かれているのが目についた。
真田広之さんとかがコマーシャルしている、黒いボディのビールだ。
商品名からしても、黒い缶の色からしても、これは相当濃い目・苦目の味に違いない。
私は、ビールはスッキリ系一択なので、『ザ・ビタリスト』は選外なのだが、900円台の値段が気になって仕方がない。
賞味期限が迫っているわけでもないのになぜ安いのか。
さんざ、迷ったが、やっぱりこの時は思いとどまった。
すごい強い味だったら飲めない。だからこの後行くマックスバリュで1缶だけ買って、まずは試し飲みしてみようと思ったのである。(←1缶だけ買うなら、マックスバリュのほうが安い。そこまでして試し飲みしてみようと思うこのビールに対する執念がすごい)。
そして、試し飲みした結果。
うわ、これ、激ウマいじゃん。
思っていたほど苦くない。むしろ、スッキリしているしキレがいい。
速攻、ドラッグストアに走った。まだ、見切り品のコーナーにあった。
以降も何度かリピ買いしたが、相変わらず安いまま。これはなかなかうれしい誤算だった。
ただ、この『ザ・ビタリスト』、アルコール6%なのが引っかかる。
『スーパードライ』の5.5%でも気になっていたのに、毎日6%はちょっとまずいよな。
…ということで、5%の別種のビールも購入し、『ザ・ビタリスト』は1日おきにすることにした。
そこまでするビール党。
でも毎日、350mlを1本しか飲めない。それ以上は飲む気にならない。飲みたくない。
だから実は、「明日から止める」も全然自信ある。
つまり、本物のビール党ではない。いかにもエセっぽい。
一日の 区切りのビール お茶でも可
鞠子