すごいなあ、大谷翔平選手。
こんなプレッシャーの中ですごい結果を出す。
持って生まれた才能だけではない。心身ともに、どれだけストイックに鍛えていることか。さらに上を目指すために、どれだけ生活すべてを管理していることか。
だけど、本音を言うと、私は興味がない。
すごいなあと思うけど、熱狂することもなければ特別応援もしていない。
それどころか、大谷選手の化粧品のCM、画面の向こうで見せるウインクにがっかりする。
…ということが、なんか口に出せない雰囲気なのが嫌だし気になるのだ。
どのメディアも、当たり前みたく「日本、丸ごと、大谷ファンです」感満載であり、日本人なら大谷のファンであって当然みたいな決めつけが。
オリンピックもサッカーもフィギュアスケートもそう。
日本人全員、日本選手を応援しているという前提で報道がなされる。
どのスポーツの選手も、その努力は尊敬するし素晴らしいと思う。超人的だとも思う。
それを応援する人はとことん応援すればいい。
寝食忘れ、大枚はたき、応援する人たちを、私はけっして否定しない。
だが、だからといって「全員そう」ではないのだ。「そう」だと決めつけないでほしい、と思う。
スポーツに 興味を持たぬ ヒコクミン
鞠子