職場にあるパソコンの8割方を買い換えることになった。
ウインドウズ11を入れると負荷が大きすぎて耐えられないというのが主な理由。また、外への持ち出し用のノートパソコンが、あちこち不具合を頻発、おまけに角が割れているという瀕死の状況で、もはやどうにもならないようだ。
職場のパソコン一式を依頼している業者はうちの客様なのだが、この会社に変えてすごくよかったと実感している。
そこそこ大きな会社で、若い社員が何人もいる。うちに来るのも、若い子ばかり。だが、全員、ほがらかで感じがいい。なにより、困ったことがあって電話したときの対応が秀逸なのだ。つまり、「決して難しい言葉でしゃべらない」。それどころか、こちらが知識不足で不具合をうまく説明できないのに、言わんとすることを察してくれ、電話で取りあえずの処置を指示してくれる。そしてそのあとうちに来て、修理をする。
今回も、2人で職場に来て、全てのパソコンを調べたのだが、その日、私はちゃっかりマイパソコンを持参した。
そして、ウインドウズ11に耐えられるかどうか、見てほしいと頼んだ。と同時に、インターネットがとてもつながりにくい旨も訴えた。
よそで買ったパソコンなのに、図々しく。
若いスタッフたち、快く引き受けてくれた。
コロナ禍にもらった特別定額給付金で買ったパソコンなので、まだ5年ぐらいしか使っていない。でも、ウインドウズ11は重すぎるそうだ。それに、セキュリティ対策も脆弱だと。
…ということで、結果はアウト。
私のダブルワークは、絶対パソコンが欠かせない。
新しいパソコンを買って余りあるほどの収入もないくせに、それでも突然動かなくなったらとんでもないことになる。何かしらのウイルスにやられようものなら、会社に大損害をかける。
即決した。
職場のパソコンと一緒に、私もパソコンを買い換える。
そうして、安心して、ダブルワーク、頑張るっ!
…って、バカかなあ、私。
(明日に続く)
お金より 得られるものが 多いから
鞠子