この周辺の若手市町村長による会があり、その総会が開かれた旨、朝刊に載っていた。
厳密な年齢制限があるのかどうかわからないが、メンバーを見たらなんとなく確かに40代ばかりといった様相だ。
年だから、あるいは若いからといって、舵取りの重責はなんら変わることはないが、一般的に年配ばかり多そうな世界、若い人だけで集まるのも悪くはないかもしれない。
ただ、その「集まった会場」が気になった。
地元大手スーパーチェーンの研修施設だったのである。
そして、そのスーパーチェーンの社長が、若手市町村長たちを前に講演をしている。
確かそのスーパー、災害時などに物資を提供するみたくな協定を複数の市町村と締結している。
地元への恩返しという思いもないとは言わないが、企業である以上、そのことによって何らかのメリットがあることは十分計算していると思う。
おまけに、出店に当たっては、市町村とのやりとり、市町村の許可なんかもいるはずだ。
悪く取れば、「ズブズブ」な関係もあり得る、と思うのだ。
だから、こういう総会は「公共の施設でやるべきだ」と思う。
でないと、疑われる。
現に私は疑った。総会の会場費、このスーパーチェーンに払ったわけでしょ。だったらその分、公共のコミセンや文化センターに払ったらウインウインだし、そうすべきだと思う。
一点の 曇りなき人 頂に立つ
鞠子