昨日、ダブルワーク先からの仕事が切れ、世の中、うまくいかないと言ったばかりなのだが、今日、まさしくその通りの事項が勃発した。
休みは5日間だけだった。
そして、今日来た次の仕事は、いつもの倍だった。
発注担当の社員Iさん曰く「納期は1週間後でいいですね…って聞く前に、勝手にそうしちゃいました」。
…ま、これは仕方がない。いつも1週間だから。
そして続けてIさん曰く「ちょっと量が多いですけど、その分、補助資料が入れてありますので」。
…この補助資料ってヤツ、なかなかクセモノ。確かに助けにはなるが、そんなプラス面ばかりではない。うっかりしていると、この資料があるばかりにミスが出る。
さらに続けてIさん曰く「今度、納品にいらっしゃるとき、もうちょっと余分にお願いできませんか」
…だ・か・ら、これ以上、無理なんですって。そもそも、今日、もらっていく分でさえキャパオーバーなんだから。
私の顔が曇ったのを見て取ったのか、Iさん、こう付け足した。
「補助資料は必ず入れますから」
この仕事は、繁忙期とそうでないときの差が結構激しいということはよく分かっている。
お金をもらっている以上、できる限りのことはしたいという気もマンマンにある。
だが一方で、私はいったい何をしているんだろうという気もする。
私の立場では、愛社精神なんて不必要なのではないかと。
だが、そう考えたすぐ後で、いやいや、私は愛社精神から仕事をしようとしているわけではなく、自分で納得できる仕事がしたいだけなのだ、と気がつく。
何となく、バカみたいやな。
そんなことを思いながら、たくさんの資料を抱えて会社を出た。
お金より 納得つまりは 自己満足
鞠子