心あったまった「忘年会みたいなイベント」 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

昨日、ダブルワーク先で「忘年会みたいなイベント」があった。

21、22、23日のうち、好きな日を選んで会社に行き、ガラポン抽選会に参加する。プラス、クリスマス向けのオードブルをいただく、というもの。さらには、在宅ワーカー全員、自己紹介フォーマットにいろいろ記載し、社内に掲示する。

 

私は22日を選択。「適当な時間に来ればいい」と言われた。

つまり、在宅ワーカーが勝手な時間にやってくることになるわけで、このイベント、いったいどうやって行われるのか、興味津々だった。

 

で、行きましたがね、4時ごろ。

社内に入ったら、社員のみなさん、全員「クリスマススタイル」でびっくり。

仕事柄、私語はなし。客先は超おカタい。なのにみんな、クリスマスの赤い帽子やトナカイの角、大きなリボンネクタイなんかつけて、とっても面白い状況になってんのである。

 

イベント担当の社員さんが、応接室に案内してくれた。

そこでガラポン抽選会…といっても、今はやりの、タブレットをタッチする仕様。言われるまま、画面をタッチ。軽快な音楽に乗せて、金賞、銀賞、プラチナ賞、かと思えば、「ミスタードーナツ10個」とか「缶ビール」とか「美顔器」といった具体名も。「社長賞」なんてのも高速で画面に現れ、消えていく。

賞名が回っているうちに、何人もの社員が応接室にわらわら集まってきた。最初に指導してくれた上司も、クリスマス帽子をかぶってやってきた。社長もやってきた。みんな、音楽に合わせてやんややんやの拍手。

 

結局、止まった画面のプレゼントは「カップ麺3個セット」。

集った皆さん、何となくため息。

残念ながら、最下位クラスだったらしい。

 

でもなんか、めっちゃ心あったまった。

こんな忘年会みたいなイベント、というか、クリパみたいなイベント、私はこれまで参加したことがなかった。

 

堅い職場なのに、面白いイベント、考えるんやな。

壁には、在宅ワーカーが書いた自己紹介カードがずらりと貼られていたが、これも凝ったものばかりで、とても意外だった。

 

ピンクと黄色の華やかなリボンで大げさにラッピングされたカップ麺3個とオードブルを手に、会社を後にした。

微力だけど、年、取ってるけど、私もこの会社の一員になったんやな。

よし、来年も頑張るぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

60の 手習いおもしろ おかしくね

鞠子

 

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