ファミリーマートのアプリをスマホにインストールしてから、結構な頻度で「タダのクーポン」が送られてくるようになった。
一番くるのは、ファミマのPB商品・お茶のペットボトル。緑茶とかほうじ茶、ジャスミン茶、ルイボス茶などなど。その次に来るのが、ケロッグの栄養調整食品『素材まるごと』。たしか、アサヒの『クリーム玄米ブラン』が来たこともある。そういえば、『ファミチキ』ももらったことあるな。
実は私、ファミマにはほとんど行かないのである。
なのに、タダクーポンが送られてくる。
これ、きっと、私だけじゃないはず。
ファミマだけではない。
ローソンも、ファミマほどの頻度ではないが、『チロルチョコ』とか『チュッパチャプス』のタダクーポンが、ときどき送られてくる。
セブンイレブンに至っては、アプリを提示してビールを買うと、翌日、くじが引けます、なるメールが送られてきて、これが結構当たる。
私はビールは量販店で箱買いしているので、コンビニで買うのは、たまに「ロング缶、飲まなきゃやってらんない」ときだけ。
それなのに、もう2回、当たった。景品は、これまた1等ロング缶。2等だと350ml缶なのだが、私は2回ともロング缶だった。
こんなに大盤振る舞いして、コンビニにはいったいどんなカラクリがあるのだろう。
メーカーからコンビニに商品が並ぶまで、いったいどういう流れになっているんだろう。
コンビニは、たいてい定価通りでスーパーで買うより高くつくが、それでも「定価」なのであり、いったいどこで、どの段階で、誰がどのくらい利益を乗せているのか。
タダクーポンがもらえるとうれしいし、もう厚かましくなっちゃっているので、堂々とタダクーポンの商品だけもらってくるが、なんか「手放しで喜んでいる場合ではない」気もどこかでする。
結局、私みたいな人こそ、「うまいこと操られているおマヌケな消費者」なんじゃないかと思えて。
ロング缶 だけでは消えぬ やり切れぬ
鞠子