昨夜、家に帰りつき、車を駐車スペースに入れるとき、東隣家との境の塀に「何か乗っている」のを発見した。
暗くてよく分からないが、まちがいなく何かが乗っかっている。
塀と言っても、高いところで腰の高さ程度。スペースの奥に行くにつれ急勾配となっており、それと反比例して塀は低くなっている。
そして、その何かが乗っているところは、ひざ下ぐらいの高さしかない。
車のエンジンを切ってから、降りて確かめてみた。
それは、ノズル付きの殺虫スプレーだった。
基本、他人が入れる場所ではない。
どう考えても東隣家の人がこのスプレーを使って虫を退治し、そのまま置き忘れたに違いない。
だが、よく見る家庭用の殺虫スプレーとは異なり、なんとなく毒性の強そな強力な感じのする外観だった。
退治する対象は、いわゆるアリとか蚊といったポピュラーな虫とは思えない。
…一体何を殺したのか。
嫌な感じはするが、かといってどうしようもない。
一晩、そのままにしておいた。
今朝、出勤前、その殺虫スプレーはまだそこにあった。
一日、仕事に出た。
夜、帰宅したら、やっぱりスプレーはそこにあった。
…もしかして、東隣家のものではないのか???
いやだ、ますます怖くなった。
そういえば数日前、車を出そうとしたら、車と家の壁のわずかなすき間にノラネコが寝そべっていてびっくりしたことがあった。
…もしかして、あのネコを???
誰か知らないが、スプレーの持ち主、早く持ち帰ってくれ!
嫌がらせ されてるような 気もしたり
鞠子