諸条件が許せば、スイミングに行ったら1キロ泳ぐことにしている。
これも諸条件が許せば、だが、途中、一度も止まらない。
ところが最近、ときどきバテそうになることを自覚し始めた。息が苦しかったり足が棒のようになったりして。
まあ、これも加齢のせいか……とあきらめていたのだが。
昨日もそうだった。
300mあたりでもうしんどくなってきた。とにかく500までは頑張ろう、と叱咤激励した。
したらばその途端、ふと「そういえばあのデータ、わざわざエクセルでつくらなくても既存のアクセスデータを活用すればいいのではないか」と浮かんだのである。
仕事でつくっているとあるエクセルデータ。そんなもの、わざわざ別個につくらなくても、既に使っているアクセスデータをカスタマイズすればできるのではないか。別にデータをつくるたび、ミスをする可能性も増えるわけで、既存のものが使えればそのほうが絶対いいに決まっている。
…等々、カスタマイズの方法があれこれ頭に浮かびだし、そうこうしているうちに20往復、終わっていた。
そうか、他ごと考えていれば、割と楽なんだ。
物事、それだけを見ている&そのことだけに気がいっていると、いろんな意味であんまりよくないのかもしれない。
これからは、「何か考えながら泳ぐ」ことにしよう。
ちなみに、20往復をどうやって数えているのか、というと、「クロール25m→平泳ぎ25m×2回→背泳ぎ25m=100m」というルーティンを厳密に守っており、これを10回繰り返せば1㎞になる、という計算。
カウントするための小さな手づくりグッズを持ってくる人、コースを仕切るプラスチックチェーンで数えている人もいる。
泳ぐのは 何のためかと それも問え
鞠子