ミニトマトもトマトも大好きだが、これら結構あたりはずれがある。
私は固くて青臭いようなのが好き。
だが、スーパーで買うんだからそんな野性味あふれるトマトは望むべくもない。
おととい、新聞に入っていたドラッグストアの折り込みチラシにミニトマトが載っていた。
ヘタが縮んじゃってる。
なぜこんなに写真を載せるんだろう。
今日見たスーパーの折り込みチラシにも、ミニトマトが載っていた。
やっぱりヘタが縮んでる。
だめだろう、こんな写真を載せては。
その昔、仕事でケーキ屋を営む客様のお店に取材に行ったことがある。
目的は客様自身なので商品(←つまりケーキ)は直接の取材対象ではなかったのだが、新作のケーキが出てきてあまりにきれい&おいしそうだったから、あわせてPRしてあげようとカメラを構えたら、客様から「ケーキの写真は勘弁してほしい」と言われた。
一瞬、新作だからかと思ったが、そうではなかった。
素人の私が撮った写真では「美味しく見えないから」だ。
ちょっと嫌な気がしたが、確かに言われてみればその通りだ。
それくらいこだわって、精魂込めて作っているのだ。
プチトマトはスーパーが作ったものではないが、やっぱり「おいしそう」なものを載せないと。
あ、店頭に出てるのも、こういうヘタが縮んだプチトマトなのかな。
だったら「広告に偽りなし」か。
どう、これ。
おいしそうに見える?
熊本県にも失礼な気がする。
鮮烈で 強い味する トマト食む
鞠子