NHKの大河ドラマ『どうする家康』が始まった。
大河ドラマを観るのは『龍馬伝』以来2度目。大森南朋さまが出演しているから、が観る理由。
で、第1話を観た感想。
···いいのか、これ···
最初から最後まで、いかにもCG、CGしていたのである。
なんだか、ゲーム画面を観ているみたく。
馬に乗るシーンなど、「絶対乗ってないよな」と思えてならなかった。
川沿いに走り、空には鳥が。 それもいかにもつくりもの。
皮肉なことに、リアルすぎてリアルじゃなくなってしまっているのである。
大河ドラマだけでなく、時代劇全般、つくりものだからこそなリアル感があった。
少なくとも、『暴れん坊将軍』の松平健さんは、本当に白馬に乗っていたと思うのだが。
また、運の悪いことに、松潤さんは顔立ちが整いすぎていて、メークをするとバーチャルヒューマンに見えてしまう。
そんなところへ、南朋さまとイッセー尾形さんはめっちゃ「生身の人間」だった。
だから逆に、浮いちゃってる、というか。
ただ···
唯一、野村萬斎さんは別格。
歌舞伎役者や能楽師は、やっぱり特別。
たたずまいが全然違う。
ま、そういう役柄ではあるんだけど。
南朋さまが出ている以上、続けて観る予定だけど、このCG画面に耐えられるか、ちょっと自信がない。
時代劇 衣装も道具も 金次第
鞠子