夕べもスイミングに行き、1キロ泳いでから更衣室に戻ったときのこと。
隣り合わせのロッカーに、「好きくない」利用者Sさん、そしてエアロビクスのインストラクターさんがいた。
Sさんのことを好きくない理由はいろいろあるのだが、一番大きいのは、「更衣室内で、たびたびスマホの充電をしている」こと。これは私的には「ドロボー」以外の何でもない。
そして二番目に大きいのは、「更衣室内、ノーマスでいつもしゃべっている」こと。
そして三番目は、「全体的にガサツな雰囲気が漂っている」こと。
私はこの人が教員であり、かつ、わが家の近くに住んでいる人だということをひょんなことから知り、よけいに嫌気がさした。もし私に子どもがいれば、絶対受け持ってもらいたくないタイプだと常々思っていた。
…と、さんざ言ってみたが、おそらく、彼女の方も私のことを好きくない。
「なんか威張っている、とっつきにくくて高慢ちきな嫌なオバサン」くらいに思っている気がする。
だがそれも、お互い、心のなかだけのことだし、なによりSさんはジム専用なので、顔を合わすのは更衣室だけだし、もちろんこれまでトラブルが起きたわけでも何でもない。
ただ、昨日の「Sさんとインストラクターとのこの会話」は聞きたくなかった。
Sさん「年内最後だし、先生(←インストラクター)のレッスンは出たかったんだけど」
インストラクター「いやあ、無理しない方がいいから」
Sさん「昨夜39度も熱があって。コロナじゃなかったし、なんか調子悪いのにインフルの予防接種したからダメなんだと思うけど。今朝は7度台に下がってて超元気」
私は戦慄した。
予防接種のせいにせよ、風邪のせいにせよ、コロナじゃないにせよ、そんな状態なら「来るのを遠慮してくれ」と声を大にして叫びたかった。
おまけにその会話、Sさんはノーマスで平然。
他の人も危険だが、Sさん自身、弱っているわけで、もっと危険ではないか。
この会話を耳にして以降、私がどれだけ焦って着替え、焦って髪を乾かしたことか。
一刻も早く、更衣室を出たかった。
…って、私が意地悪すぎるのか。
こんなことを言う人の方が、来るのを遠慮すべきなのか。
そんなこんなで疲れ倍増した。
Sさんのこと、ますます好きくなくなった。
負の思い 強くなるほど 己責め
鞠子