クリスマスイブ、めっちゃ雪が降った。
朝刊には、このあたり「10センチ」と出たが、これはいったいどこで計測しているのか。我が家のポストの上には、ゆうに20センチ以上、積もっていた。
10センチであろうと20センチであろうと、とにかく玄関から駐車スペースの前の雪をどけないと、私も車も出られない。また悪いことに、わが家は北を向いているため、どけないといつまでたっても雪が溶けない。
…ということで、土曜日昼前、スコップ片手に外に出た。
人力除雪フル稼働。
腰だけは十分、注意しよう、と思いつつやっていたが、腰には相応の疲労がたまった。
…ところまではやむを得ないのだが、そのあと、思わぬところでフイをつかれた。
夕方、腰の疲れをいやそうと、ジャグジー&ミストサウナねらいでスイミングに行ったのである。
そして、入り口で手指を消毒しようとしたとき、腰にジワリとものすごくイヤな痛みが走った。
ここの手指消毒ポンプ、子どものスクール生向けに、ずいぶん低い位置に設置されている。つまり、荷物を肩にかけた状態でかがんだ、これがいけなかったのである。
しまったっ! やらかしたっ!
めっちゃショックを受け、そのまま帰った方がいいかと思ったが、受付スタッフと目が合ってしまったし、いずれにしても温めたほうがよかろと思い、まるで「お能のような歩き方」で入館した。
ところがこういうときに限って、プール、すいてんだよな。すいたプールを見ると、もう自分が止められない。
おそるおそる水中で歩いてみた。おそるおそるビート板を使ってみた。おそるおそる泳いでみた。
とりあえず、いけそうじゃないの。
一触即発感満載だったが、結局、誰も止めてくれず(←当たり前)、いつものよう1キロ、泳いでしまった。
夜、相当痛かった。
止められなかった自分を後悔した。
この前、整形外科でもらった湿布を貼って寝たが、寝返りもままならない。
こういうのをまさしく自業自得という。
だが、翌朝になったら、なんと痛みが軽減していた。
夕べも貼って寝たのだが、今日、さらに痛み軽減。
ゼロではないが、日常生活に支障はなくなった。
普段運動しているから、ということもあるとは思うが、こんなふうに早く回復するボディに生んでくれた両親に、妙に感謝の念が沸き起こった。
筋肉が ロックし痛みと 化して出る
鞠子