今日、職場のオトコ後輩に衝撃の事実を聞かされた。
かれこれ半月くらい前に、彼の家族が新型コロナに感染した。
その家族が働く職場の隣席の人が感染し、うつってしまったらしい。
自身も不調を感じ、家にあった検査キットで調べてみたら「陰性」。しかし、楽にならないし不安だしということで数時間後に病院に行き、調べてもらったら「陽性」だったのだそうだ。
…ということは、家にあった検査キット、全然不正確、ということじゃないの。
もし、家族が結果を信じ、普通の風邪だと思い、普通に生活していたら、彼の家族は全滅だったかもしれない。
となるとむしろ、家で調べない方がよかった、ということになる。
実はそれと同じ検査キット、うちの職場にヤマとある。
春、そこそこ人数が集まる勉強会があり、参加者全員に検査してもらうため購入したもの。
幸いなことにクラスターなど発生しなかったが、彼の話を聞いてゾッとした。
以降も、職場に来た客様などから、来た翌日に「感染していた」と情報が入るたびに、このキットを使って調べ、安堵していたが、それも恐ろしい話ではないか。
なんでこういうキットを売るのか。
これらのキット、堂々と「研究用」と明示されていた。
そもそも「研究用」って何なのよ。何の研究なのよ。あまりにも紛らわしい言葉じゃないの。
とはいえ、結構なお金を出して大量買いした「研究用」検査キット。
棄てるのも頭にくる。
「研究」の 中身をせめて 言ってよね
鞠子