実は私も、騎馬武者行列&トークショー、共に応募していた。
キムタクのファン、というわけではないが、ナマで見たら、さぞカッコいいだろうな、と思ったし、トークショーには大友啓史監督も登壇する、と聞いたので。
大友監督は、『ハゲタカ』で大森南朋さんを大抜擢し、大推しした監督さんなのである。
結果は見事落選で、キムタクにも伊藤英明さんにも大友監督にも会えなかったが、この間、『ぎふ信長まつり』に関する印象深い3題はこれ。
(1)妙に納得したオトコ後輩Eの一言
私、落選通知に相当がっかりした。
鞠「キムタクでこれほどショックだとは··· 信長が南朋さんじゃなくてよかった。南朋さんだったら落選は立ち直れない。仕事、当分休む」
オトコ後輩E「大丈夫です。南朋さんなら、こんな倍率にはなりませんから」
···そうか。
そうだよな。
納得したけど、ちょっと哀しいな。
(2)観覧をやめたスイミングトモHさん
娘婿さんが当選、見に行くと聞いていたので、昨日、「写真撮ってきて、見せてください」と頼んだら、「行くの、やめた」と。
理由を聞いたら、「行っても見えないと思うし。踏みつぶされそうやし」。
Hさん、小柄なんである。
なるほど、納得した。
私だったら、Hさんみたくな人からしたら、目ざわりだろうな。
「前にいる大きなオバサン、ウザいんだよ」って。
(3)なぜか怒ったステップ台運動ジムのスタッフ
ということで、落選した私はいつものよう、今日もステップ台運動ジムへ。
受付をしながら、
鞠「当たってたら、今頃、ここじゃなくてキムタクを目の前で見てたんだけど··· ま、ファンじゃないからいいけどね」
スタッフ「そんなことで、運、使い果たさなくてよかったんです
」
スタッフ、なぜか怒り口調でそう言い放った。
ギョッとした。
あまりに強烈な物言いで、思わずひるんでしまった。
なぜ、あんなに怒り口調だったのか。
帰り道、いろいろ考え、1つの結論に達した。
おそらく彼女も応募して、落選したんだ。それも熱烈なファンに違いない。そういう人からすれば、私のように「見れたら儲けもの」みたいな軽薄なミーハーは、腹立つ以外のなにものでもない。こういう軽薄者が応募しなければ、倍率は下がるのだから。
···とまあいろいろあったが、やっぱり今も思う。
キムタク&伊藤英明さん&大友監督、ナマで見たかったなぁ。
青空も 悔しく思った 日曜日
鞠子