昨日朝、隣県にある三越で「スイムウエアバーゲン開催中」であることを知った。
このバーゲン、コロナ禍前は年に2回行われ、その都度行っては爆買いしていたのである。品ぞろえは豊富だし、定価の4割~5割引きだし、中にはメーカー品なのに3,000円台のウエアもあったりして、まるで宝物を掘り当てたかのような気分で買っていた。
ところが、コロナでバーゲンは中止。どうやら昨年は行ったらしいが、規模を縮小したのかDMも届かなかった。
ま、知っていたとしても行かなかったと思うが。
そんなこんなで、ちょっとストレスがたまっていた。
水着は消耗品で、伸びるし薄くなるしで廃棄したい手持ちのものも数枚あった。
そこへこの「スイムウエアバーゲン中」情報入手。
とっとと半日有休をとって、車で出かけた。
確かに規模は縮小されていた。以前は「フィットネスウエア&スイムウエアバーゲン」だったが、フィットネスウエアとスイムウエアは別日に行われるように変わっており、スペースも半減していた。だが、スイムウエアだけほしい私には、むしろ願ったりかなったりではありませんか。
値札を見ると定価10,000円~15,000円のものが、7,000円~8,000円になっている。
バーゲンにも値上げの波が押し寄せてきているらしく、値下げ幅が少なくなっている。
だがしかし、私の住んでいる県にあるスポーツショップでは見たことのない柄&色&デザインばかりで、これを買わないわけがない。
いろいろ試着して、結果、3着、買うことにした。ざっと、25,000円前後だな、とふんで、急いでpaypayに30,000円チャージした。
で、レジに行ったら……
「ありがとうございます。お会計は33,220円でございます」
と言うではないか。
あれ? 思ったより高い。なんでそんなに高い?
背に腹は代えられない。思い切って聞いてみた。
「お客様、こちらのミラ・ショーンは、セール品ではありませんので……」
は? なんですと?
「返品されますか?」
いや、そのミラ・ショーン、3枚の中で一番気に入ったヤツだった。
真っ先に買うことを決めたヤツだった。
だからほしい。定価でも仕方がない。
33,220円、支払った。おまけにpaypayは使えないと言われ、現金で支払った。
レシートを確認したら、ミラ・ショーンは16,500円もする高価なスイムウエアだった。
値札を一枚ずつきちんと確認しなかった私が悪いんだけど。
八つ当たり&負け惜しみと言われても仕方ないんだけど。
「バーゲン」と銘打って、メーカーごとに商品をズラズラっと並べたその中に、「セール品じゃない」ものを紛れ込ませるってどうなのよ。
せめて、セール品じゃないウエアは別に並べるとかするべきじゃないの。
いいよ、そりゃ。気に入ったんだから、たとえ16,500円と知っていても買ったと思うけど、なんだかマジでだまされた気分。
…だけど、ミラ・ショーン、めちゃ素敵なので、ま、仕方ないか。
その前に 泳ぎは決して うまくない(←こちらの方が大問題)
鞠子