また、『夜のヒットスタジオ』を観た。
大橋純子さんの歌声、気持ち上がる。
岩崎宏美さんや新沼謙治さんの歌声、気持ち落ち着く。
それとは真逆だったのが、もんたよしのりさんと美空ひばりさん。
もんた&ブラザーズの『ダンシング・オールナイト』は、流行っていた当時、渋くて色っぽくてカッコいい、と思っていたが、今はとても聞けない。どんなにノドに負担がかかっているかと気が気じゃない。
美空ひばりさんは、「腹から声、出てる」感はすごいのだが、低音から力を込めてずりあげる歌い方が、耳に障って仕方がない。天下のひばりさんに大変失礼だとは思うが、私はダメ。
別れの悲しみを歌っても、悲しみより底力を感じてしまう。
だけどこのとき、もう、病と戦ってらしたのかもしれないな。
ひばりさんはもう亡くなってしまわれたが、もんたさん、今、声はどうなっているんだろう。
それを考えると、私もノドが痛くなりそうなのでやめておく。
もんたさん、ひばりさん、勝手なことを言ってごめんなさい。
声もまた 己を表す 武器となり
鞠子
