もう、開き直って絶句シリーズ、続けるしかない。
今日の朝刊に、某AEON(←…って丸わかり)の『ブラックフライデーセール:ご予約販売会』なる折り込み広告が入っていた。
よほど安いのか。
目を皿のようにして見た。
家電や調理器具etc.etc.…その中に混じって、
「純金小判 本体580,000円」
なる品物が!
それだけではない。
「純金千両箱セット(葵小判) 本体5,180,000円」
と、
「純金千両箱セット(葵小判) 本体9,980,000円」
なる品物まであるではないか!
思わず絶句してしまった。
こういうの、買う人、いるんだろうか。
いるから売っているのだとは思うが、どうにも信じられない。
580,000円の純金小判は1枚で、「桐箱付」と書いてある。
千両箱は、時代劇で悪代官が床の間に飾っているようなシロモノ。小判は「純金」とあるが、千両箱の素材は書いてない。まさか段ボール製とかプラスチック製じゃないとは思うが、広告を見ただけでは判断できない。
ちなみに千両箱セットは、どちらも50枚入りなのだが、値段が違うのは、かたや1枚5gで、かたや1枚10gだから。そして、純金小判は先着30点限定で、千両箱セットは先着各5点限定。
やっぱ、買う人いるんだ。
地震が来たらどうするんだろう。持って逃げるとしたら、やっぱ非常用袋より千両箱だろうか。
いずれにしても、税込だと「638,000円」と「5,698,000円」と「10,978,000円」だよ。
…いろいろ想像しつつ、絶句するより他、なかった。
箱の中 小判包むは 和紙だろか
鞠子