ほぼ半世紀お世話になっている歯科医師への不信感 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

先週、3カ月に1回の定期健診に行ったばかりなのに、週末夜、左下奥歯のかぶせ物が割れて、外れてしまった。

私は歯が弱いくせに、基本的にかたいものが好き。特にこのごろ、皮付きの落花生にハマっていて、こういう結末に相成った。

 

やむを得ず、今日、また歯科へ。

午前診察の一番最後。急きょ予約を入れたので、待たされてもやむを得ない。だが、診察台にやってきたのが院長だとわかり、とっても嫌な予感がした。

 

私が小学校4年生のとき、この歯科は開院した。以来、ずっとこの歯科に通い、ずっとここで診てもらっている。

それまで、何院もハシゴしていたのだが、この歯科に来て初めて「痛みのない治療」を受けることができ、絶大なる信頼を置いた。院長はちと不愛想だが、そんなこと、どうでもよかった。

だがしかし、このごろ院長の「老化による衰え」が不安で仕方がない。歩き方とか立ち振る舞いとか。

視力は大丈夫なんだろうか。

歯を治療するって、相当な根気や集中力が必要だと思うんだけど、高齢でもそれら、維持できるんだろうか。

 

なにしろ今日は、午前中の最後。もう疲れ切ってしまっているに違いない。

 

悪い予感は的中した。

治療前、ミント味のうがい薬みたいな薬剤をしばらくの間口中に含ませられるのだが、口に入れたとたんに院長がやってきて、あっという間に吐き出さなければならなくなった。

こんなに早くお出ましになった、ということは、前の患者の治療後、十分、消毒してから来たのかどうか、めっちゃ不安になってきた。

やっぱり、一つ一つの手技が荒っぽい気がする。もうすぐ1時だし。午前診察の時間は、とうに過ぎており、あれこれ雑&適当になっているのでは?……なことを考えているところに、舌にチクッと痛みが走り、不安モード全開になった。

 

娘さんも歯科医で、ここで一緒に治療に当たっている。

その婿さんらしい人も歯科医で、ときどきいる。

もうそっくり任せてしまったらどうなのか。

歯科医に定年はないのだろうか。免許返上は義務づけられていないのだろうか。

 

舌は、見た目には全然わからないが、触るとちょっと痛む。治療器具が触れ、小さな傷がついているんだろうと思う。

治療中、舌は勝手に動くから仕方ないのかもしれないが、これまでこんなことは一度もなかった。

長い間、お世話になった挙句、決して言いたくないのだが、正直、不信感を抱いている。

 

次回の治療は、娘さんか婿さんに当たることを祈る。

 

 

 

 

 

 

 

老いた目の つらさ私も 自分事

鞠子

 

 

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