我が家の付近の道路工事がようやく終了した。
工事に際し、我が家の前にあった電柱が撤去され、なぜか西隣の家の前に移動した。
家前が広くなったわけで、しめしめ…と思ったのだが、夜になって、喜んでいる場合でないことが発覚した。
電柱には街灯がついていた。街灯ごと、西隣の家前に行ってしまった。結果、わが家の玄関先は真っ暗に……
我が家の門燈をつければいいようなものの、なんだか電気代がばかばかしい気がする。
だがこれは防犯上、ゆゆしきことだ。捨ておけない。やむなくソーラー電池内蔵の花壇に差し込む型のライトを3本購入した。ドアの鍵穴部分を照らすべく、吊りさげ型のライトも合わせて購入した。
・・・んだけど、ケチったんだよね。
100均で買ってしまった。100均だけど、ステンドグラス風でなかなかおされだったこともあり、迷うことなく買ってしまった。
・・・でもやっぱり、100均製品は100均製品、なんだよね。
花壇に挿されたライトたち、玄関先にぶらさがったライトも含め、その光り具合は「幽霊屋敷」か「場末のクラブ」みたいな雰囲気。怪しげな妖気すら感じるほど。
おまけに吊りさげ型のほう、ソーラー電池が弱いらしく、点灯して1時間もすると消灯なさる。
がっかりしたな。
ま、お値段がお値段だから仕方がない、か。
あきらめムードの中、道路工事最終工程にさしかかり、電柱は我が家の前に戻ってくることが判明した。
以前の街灯よりこうこうと明るい。
4点・計440円、無駄な出費と相成った。
ますますがっかりした。
きらきらりステンドグラスに邪心あり
鞠子