[今じゃなきゃ、決して笑えないこと・2題]
(1)孤独なドアラ
前にその様子をテレビで観てびっくりした。
誰もいない観客席にドアラが座って野球観戦しているのである。
なんとも切ない哀愁漂う場面だった。
ということで、プロ野球が開幕したが、やはり無観客試合。
相変わらずドアラは、誰もいない観客席で観ているらしい。そして、バック転も披露しているらしい。
今じゃなきゃ、「なんだこれは!」と驚愕のみだろうが、今だからこそ、この「間の抜けた感じ」が笑える。
笑っても許してもらえる。
しかし、笑いながら、やっぱり切ない。
(2)マスクをしないから訴えられた大統領
ブラジルのボルソナロ大統領、といえば、「コロナがなんだ!ただの風邪だろーが!」みたいな発言で有名になった人だよね。
有言実行。この大統領、マスクをあんまりしないらしい。
それを男性弁護士が申し立て、裁判所は、首都ブラジリアの公共の場所でマスクを着用することを命じたのだそうだ。
破ったら、1日2,000レアルの罰金。日本円にして約4万1,000円。
ごめん、ワロてる場合じゃないのにワロてしまった。
だってあの強気な大統領が、毎日四方10センチたらずの不織布か布切れの件で訴えられるなんて…
ボルソナロ氏、マスクするだろうか。
初志貫徹して、毎日2,000レアル払ったらどうか。それを感染症対策に振り向ける。
ごめん。これは対岸の火事的発言が過ぎるな。いくら罰金を払ったところで感染が拡大すれば、元も子もない。