ナミダのクッキングNo.2336 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

そういえば私は「○○を頑張れ!」と人から強く言われた記憶がない。
習い事・勉強・受験・就職etc.
当然、身心ともに追い詰められた、なんて皆無。
そのせいなのかどうなのか、「あきらめず、最大限の努力をしろ!」という叱咤激励は、生理的に反発してしまう。
 
とっている朝刊に「中学生の広場」というコーナーがある。
いつも中学生に向けてのエール文が載っている。書いている人は名前しか載せていないので何をしている人かは知らないが、毎回読んではイラっとしている。(←ならば読まなければいいのだが、つい目がいってしまうのだ)
 
例えば今日など、受験生に向けてこんなエールが。
「入りたいと思う学校に入るのだ、と強く願うこと」
「自分を伸ばしてくれる学校はここ、と思えばここに入るほかない。入るぞ!とガンバル。気合いが一番です」
「気合いのみなぎっている人には、不思議にオーラがただよいます」
「自信を持つ。根拠なしでいい」
・・・これだけでもう十分イヤ。
 
気合いだ!気合いだ!気合いだ!
…なんて、私には程遠い生き方。
気合いのみなぎっている人のオーラなんて、できれば避けて通りたい。
 
私が面接担当者なら、「自分を伸ばしてくれますから、この高校を志望しました」という受験生なんて真っ先に落とすに違いない。