幼稚園のクリスマス会を観に行った。
職場のオトコ後輩の息子ちゃんが、お芝居で主役を務めるというので。
私はこういう機会に恵まれなかったので、初めて観た。
3歳児から年長さんまで、彼ら・彼女ら、よくこれだけのセリフ・ダンス・歌を覚えるものだと感心してしまった。
彼ら・彼女ら、大勢の観客を前に、あがったりしないのだろうか。
おそらくだが、「いいカッコしよう」とか「できるふりをしよう」という意識は大人のそれにくらべてほとんどないに等しいのではないだろうか。
これまでやってきた練習を再現するのみ。
観客が多かろうと、知らない人が観ていようと、人の目を気にするどころかむしろ、見せたいかもしれない。
得意気に「ほら、見て見て!こんなにできるよ」と。
私など、小学生の低学年までピアノを習っていたのだが、発表会に出るのが嫌で嫌で仕方がなかった。
ステージで間違えたらどうしよう…それがすごく怖かった。
性格の違いなのか。
でも、今日観た彼ら・彼女らたちは、全くいきいきとしていた。今は私たちのころより、みんなの前で何かを披露する機会も多いのかもしれない。
あのころ、もっと発表会の場数を踏んでいたら、今の私はもっと積極的だったかもしれないな。
でも、ま、これくらいで十分か。
お目当ての息子ちゃんも堂々としたものだった。
特に『ライオンキング』のチーター、腕の動きがまさしく俊敏なチータ-で、カッコよかったよ。