ナミダのクッキングNo.2300 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

「深く考える」ということは、物事を「いろんな角度から考える」ということでもある。
文学作品を読むときも、仕事も、あるいは人間関係においても、いろんな角度から考えることを心がけている、つもり。
でも、実は「全然できてない」と気づかされることが多々ある。

今朝も、新聞で『「強いのど」が病気を防ぐ』という見出しの記事を読んで、ハッとした。
書いたのは、池袋大谷クリニックの大谷義夫院長。

「のどは、病気から身を守るための免疫で、重要な役割を担っている」
…これは知っていたし、よくわかる。

「高齢者はあまりカゼをひかない」
…そういえば、そうだ。うちの母など、80過ぎてから風邪をひいただの、のどが痛いだの、聞いたことがなかった。

「これは免疫力が高いのではない。その逆。風邪をひかずにいきなり肺炎になってしまう。だが病原菌がのどでとどまれば、肺炎にはならない。」
…なるほど、確かに。

つまり、「よくのどが腫れて痛くなる」というのは、免疫力が高い証拠、と、大谷院長は言われるのだ。
からだの入口であるのどの段階で病原菌と戦える。それはむしろ、のどが強いから。

とにかく私、すぐのどが痛くなる。
乾燥も人混みも、大声もしゃべり過ぎも、すぐのどが不快になる。1年365日、マスクをして寝るのが当たり前になってしまった。
のどが弱いから、と思いこんでいたが、実は私ののどは強いのだ。

こんな視点で考えたこと、かつて一度もなかった。

朝から大発見した気分だった。
 
 
 

 
 
のどは腫れ声もかすれて肩重く
鞠子