ナミダのクッキングNo.2414 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

哲学者・内山節氏が、やたらとミサイルを放っているあの国について、「長期にわたる経済制裁などを続けながら、無視するのが一番の対応策だと思う」と述べていた。
「軍事的威嚇」に「軍事的威嚇」で対処したら、相手の軍事力に一定の効果があることを認めたことになってしまう、とも。

ミサイルを放ちつつ、「俺を見ろ!俺の話を聞け!」と言っているのだ。
ならば、いちいち反応して、やられたらやり返す、など、ベストの解決策でない。
私も確かにそう思う。
だが、「経済制裁」というのも、なんともひっかかるのだ。

これって結局、苦しむのは「下層の人々」(←差別的な言い方だが)ばかりで、それも下層に行けば行くほど苦しみは苛烈になり、生存の危機に陥るのではないか。
少なくとも、カリアゲ君(←と、昨日参加した講演会の講師が行っていた)やその側近は、決して飢えたりしないだろう。

だから、全然釈然としない。

カリアゲ氏も、話を聞いてもらいたいなら、ミサイルにつぎ込む費用や頭脳を全部、「放射線に汚染された土壌をあっという間に浄化する」とか、「水不足の地域に台風を誘導する」とか、「地震で揺れる大地を止める」etc.…そんな研究に振り向けて、大発明すればよい。

さすれば、
あっという間にみんなが注目し、ヒーローになるに違いない。




力対力の陰に命消ゆ
鞠子